株価指数(インデックス)とは?S&P500・オルカン・日経の関係を初心者向けに解説
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今日は「そもそも株価指数(インデックス)って何?」という基本のキを整理します。S&P500解説、オルカンvsS&P500、日経・TOPIXの前提にもなるので、ぜひセットで!
こんにちは、ちちまるです。投資歴6年、世帯年収400万・子ども2人(4歳・2歳)の片働き家庭で、新NISAでオルカンをコツコツ積み立てているパパです。
「S&P500」「オルカン」「日経平均」――投資の話になると当たり前のように出てくる言葉ですが、これらは全部「株価指数(かぶかしすう)」と呼ばれるものです。今日はこの「株価指数」を、小学生でもイメージできる言葉で一気に整理します。
株価指数(インデックス)って何?一言で言うと?

「日経平均が500円下がった」ってニュースで聞くけど、そもそも誰がどうやって計算してるの?1社の株価じゃないってこと?
株価指数(インデックス=指数)とは、ひとことで言うと「たくさんの会社の株価をまとめて1つの数字に表したもの」です。
イメージしやすいたとえで言うと、こんな感じです。
株価指数=「クラス全員のテストの平均点」
1人ひとりの点数(個別株)ではなく、クラス全体の平均点(指数)を見れば、そのクラス全体が今どのくらいの学力か一発でわかる。
たとえばトヨタの株価が上がっても、ソフトバンクが大きく下がれば、日本全体としては「あんまり元気じゃないな」となりますよね。1社だけ見ていてもその国の経済全体はわからない。だから、たくさんの会社をひとまとめにした「平均点」が必要なんです。
もうひとつのたとえで言うと、株価指数は「街の体温計」でもあります。指数が上がっていれば経済が元気、下がっていれば不景気のサイン。国や地域全体の景気の温度をパッと測れる便利な道具です。
世界の代表的な株価指数を一覧で見てみよう

S&P500とかNASDAQとかMSCIとか、似たような名前が多すぎて混乱します……。何がどう違うの?
株価指数は世界中にたくさんありますが、ニュースや投資信託の説明でよく出てくるものを覚えておけばOK。それぞれ「どの国の・どんな会社を・何社集めた平均点か」が違うだけです。
| 指数の名前 | 対象 | イメージ |
|---|---|---|
| S&P500 | 米国の大手500社 | アメリカ経済の主要メンバー全員の平均点 |
| ダウ平均(NYダウ) | 米国の代表30社 | アメリカ代表30人の平均点 |
| NASDAQ100 | 米ハイテク中心100社 | IT・ハイテク部の平均点 |
| 日経平均株価 | 日本の代表225社 | 日本代表225人の平均点 |
| TOPIX(東証株価指数) | 東証プライム全社 | 日本のプライム校全員の平均点 |
| MSCI ACWI | 全世界の主要約3,000社 | 世界全体の平均点(オルカンの基準) |
このうち、よく耳にする「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」が連動しているのがMSCI ACWI(エムエスシーアイ・オールカントリー・ワールド・インデックス)。これは先進国も新興国も含めた、ほぼ世界全体の株価平均です。
つまり、オルカンを買うことは「世界全体の平均点」に投資すること。S&P500を買うことは「アメリカの大手500社の平均点」に投資すること、ということなんですね。
なぜ株価指数が「投資の指針」になるの?

毎日ニュースで「日経平均が500円上がりました」って流れるけど、なんでそんなに大事なの?1人ひとりの株価じゃダメなの?
株価指数が大事なのは、それが「経済の体温計」だからです。
たとえば、子どもが熱を出したとき、まずは体温計で熱を測りますよね。「38度」と数字が出れば、ああ調子悪いんだなと一発でわかる。逆に「36.5度」なら、ひとまず元気そうだと安心できる。
株価指数もまったく同じ仕組み。日経平均が上がっている=日本経済が元気、下がっている=景気が冷え込んでいるというおおまかな目安になります。1社だけだとその会社固有の事情(不祥事・新製品ヒットなど)で動くので、国全体の景気はわかりません。でも何百社・何千社の平均なら、個別事情がならされて「経済全体の体温」が見えてくるんです。
だから、ニュースキャスターが毎日「日経平均は前日比500円高の◯◯円でした」と読み上げているわけですね。これは「今日の日本経済の体温は◯◯度でした」と言っているのとほぼ同じ意味。

そして投資家にとっても、「自分の運用成績がS&P500(市場の平均点)に勝ってるか負けてるか」を測るベンチマーク(基準)になるんですね。
インデックスファンドはどうやって指数に連動するの?

「指数に連動するファンド」って言われても、ファンド側が何やってるのかイメージ湧きません……。
ここがまさにインデックスファンド(指数連動型の投資信託)の核心。たとえで言うと、こうです。
インデックスファンド=「クラスの平均点と同じ点数を取る生徒」
クラス全員が受けるテストで、自分も同じ範囲を同じ配分で勉強し、結果としてクラスの平均点とほぼ同じ点を取る。それを実現する仕組みが、ファンド(投資信託)です。
もっと具体的に言うと、インデックスファンドは「指数に含まれる会社の株を、指数と同じ比率で全部詰め合わせて買っている」パックです。
たとえばS&P500のインデックスファンドなら、アップル・マイクロソフト・アマゾン・エヌビディア……といった米大手500社の株を、それぞれ指数の比率どおりに買い揃えています。だから、自分は1本のファンドを買うだけで、500社まるごとに分散投資できるわけです。
そしてもう1つ大事なポイント。インデックスファンドは信託報酬(ファンドの管理手数料)が安いのが特徴です。
運用方針が「指数と同じ比率で買うだけ」とシンプルだから。アクティブファンドのように「優秀な銘柄を選び抜く」プロのリサーチがほぼ要らない分、コストが下がるんです。たとえばオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の信託報酬は年0.05775%程度。100万円預けても年間約580円しかかかりません。
ちちまるはどの指数に賭けてる?

結局、ちちまる家はどの指数を選んでるの?S&P500?日経?オルカン?
我が家のメインは「全世界株式(MSCI ACWI=オルカンの指数)」一本に集中です。
具体的にはSBI証券で、新NISAのつみたて投資枠でオルカンを月3万円、成長投資枠でも同じくオルカンを月3万円、合わせて月6万円。さらにiDeCoで月5,000円も基本オルカン系で積み立てています。
なぜS&P500ではなくオルカン中心にしたかというと、「アメリカ代表チーム1チームに全額賭けるのは怖いから、世界の主要チーム全部に薄く分散して賭けたい」から。今後20年・30年で世界の中心がアメリカからインドや東南アジアに移る可能性もゼロではない。子どもたちが大人になる頃、どの国が主役かは正直わからないので、「世界全体の平均点」に乗っかるのが我が家の方針です。

「株価指数=平均点」「インデックスファンド=平均点と同じ点を取る生徒」と覚えておけば、もうニュースで困りません。
まとめ:株価指数は「みんなの平均点」だと覚えればOK
この記事の要点
- 株価指数(インデックス)=たくさんの会社の株価をまとめた「クラスの平均点」
- S&P500・NASDAQ・日経平均・TOPIX・MSCI ACWIなど、対象の国・会社が違うだけ
- 指数は「経済の体温計」。国全体の景気を一発で測れるからニュースで毎日報道される
- インデックスファンドは「指数と同じ比率で詰め合わせたパック」。運用がシンプルだから信託報酬が安い
- ちちまる家はオルカン(全世界株=MSCI ACWI)に集中、世界全体の平均点に乗っかる方針
株価指数は、知ってしまえば本当にシンプルな仕組み。「平均点」と「体温計」の2つのたとえだけ頭に入れておけば、これからニュースを見るのが少し楽しくなるはずです。