学資保険 vs NISA、教育費はどっちで貯める?投資歴6年パパが選んだ理由

学資保険 vs NISA、教育費はどっちで貯める?投資歴6年パパが選んだ理由
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ちちまる
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どうも、ちちまるです。子どもが生まれると保険屋さんや銀行から「学資保険いかがですか?」と声をかけられますよね。「とりあえず入っておけばいい?」と思いながら調べたら、NISAの方が有利なケースが多いとわかりました。今回は2つを正直に比べます。

まず「学資保険」って何?一言で言うと…

学資保険を一言で表すと、「保険が付いた、子ども専用の定期預金」です。

毎月一定額を積み立てて、子どもが高校・大学に入るタイミングでまとめてお金が受け取れます。「保険」という名前がついているのは、万が一、親が亡くなった場合に以降の保険料の支払いが免除されるからです。

そして学資保険には「返戻率(へんれいりつ)」という指標があります。100万円払い込んで、受け取りが106万円なら返戻率106%。預けたお金より少し増えて戻ってくる、というイメージです。

ちちまる
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でもこの「少し増える」がクセ者で、現在の主流は返戻率100〜106%。元本保証に近いけど、増え方としてはほぼ銀行の定期預金レベルなんです。

NISAで教育費を貯めるとどうなる?

NISAのつみたて投資枠でインデックスファンドを積み立てることを、「株式市場の成長をそのままもらいながら、非課税で増やす貯め方」と考えてください。

通常、投資で利益が出ると20%の税金がかかります。10万円の利益なら2万円が税金で消える。でもNISA口座ではこの税金がゼロ。増えた分を全部受け取れます。

では実際にどれくらい差が出るのか。月1万円を15年間積み立てた場合のシミュレーションです。

学資保険(返戻率105%想定)NISA(年率5%・インデックス想定)
積立元本(15年)180万円180万円
受取・評価額の目安約189万円約267万円
増加分約9万円約87万円
税金一部課税あり非課税

同じ月1万円・15年間で、受取額に約78万円の差が出ます。もちろんNISAは「元本割れ(積み立てたお金が減る可能性)」があります。これが学資保険とNISAの最大の違いです。

NISAのシミュレーションは複利計算による概算です。年率5%はあくまで仮定。実際の成果は保証されません。元本割れのリスクがあります。

学資保険がいい人、NISAがいい人

どちらが優れているかは一概には言えません。次の表を見てどちらが自分に近いか確認してみてください。

学資保険NISA(つみたて投資枠)
元本保証◎(ほぼ確実)△(元本割れあり)
増える期待値(長期)△(返戻率105%程度)◎(大きく増える可能性)
途中で引き出し△(解約すると損する)◎(いつでもOK)
親が亡くなった場合◎(保険料免除機能)✕(なし)
インフレへの強さ△(弱い)◎(株式連動で強い)
こんな人向け絶対に減らしたくない方長期で増やしたい方

僕がNISAを選んだ3つの理由

ちちまる
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我が家は学資保険には入っていません。教育費の土台は、2023年末に新規受付が終了したジュニアNISA(廃止後も運用継続可・2024年以降は18歳前でも引き出し可能)で長男160万円・次男80万円(元金)をすでに積み立て済み。さらに今は新NISAのつみたて投資枠(オルカン)で上乗せ継続中です。NISAを選んだ決め手は3つあります。

  1. 18年という時間が味方になる:0歳から大学入学まで18年ある。長ければ長いほど、インデックス投資は「短期の上下をならして増える」可能性が高い。学資保険の返戻率105%では、この時間の力をほとんど使い切れていない
  2. 「使わなかったら老後資金」になる:学資保険は教育費専用。でもNISAなら子どもが奨学金を使う・就職して自分で払うことになっても、そのまま老後まで引き続き増やせる
  3. 急な出費にも動かせる安心感:万が一の家計ピンチで解約すると元本割れする学資保険と違い、NISAはいつでも引き出せる。緊急時の選択肢が広い

ただし「親の死亡保障」は別に確保する必要があります。我が家は収入保障保険(別記事で解説)に加入して、死亡リスクをカバーしています。「NISAで運用+収入保障保険で死亡保障」のセットがコスパ良く機能しています。

よくある質問FAQ

Q1. 相場が暴落したら教育費が消えてしまわない?

これが最大の不安ポイントですよね。対策は「受験の3〜4年前から段階的に現金化する」こと。子どもが中学生になったら少しずつ利確して現金に戻していけば、大学入学直前に暴落が来ても全滅は防げます。また「現金の生活防衛資金」とは別に少し教育費バッファを現金で持つのも有効です。

Q2. 学資保険とNISAを両方やってもいい?

できます。「確実性は学資保険、増やす分はNISA」という分散戦略も合理的です。ただし両方やろうとして家計が苦しくなるのが一番避けたいパターン。どちらかを無理のない範囲でやる方が長続きします。

Q3. 学資保険はいつまでに入るべき?

子どもが0歳のうちが最も返戻率が高くなります。加入が遅くなるほど払込期間が短くなって返戻率が下がる仕組みです。検討しているなら早めに動きましょう。

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まとめ:教育費は「貯蓄+NISA」のハイブリッドが現実解

この記事の要点

  • 学資保険=確実だが利率は低め、NISA=増える可能性大だが元本割れリスクあり
  • 長期(15年以上)で考えるならNISAの方が期待値は高い
  • 受験直前は現金化して相場リスクから逃がすのが鉄則
  • ちちまる家はNISA中心+親の死亡保障は収入保障保険で別途確保
  • 「絶対に減らせないお金」と「増やしたいお金」を分けて考える
免責事項
本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。投資判断は自己責任でお願いします。シミュレーション数値は概算であり、将来の成果を保証するものではありません。最新情報は金融庁NISAサイトをご確認ください。