ドルコスト平均法とは?「毎月同じ額を積み立てる」だけでリスクが減る理由

ドルコスト平均法とは?「毎月同じ額を積み立てる」だけでリスクが減る理由
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ドルコスト平均法とは?「毎月同じ額を積み立てる」だけでリスクが減る理由

ちちまる
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どうも、ちちまるです。投資歴6年、NISAつみたて投資枠で毎月3万円をオルカン(全世界株式インデックス)に積み立てています。この「毎月定額を積み立てる」やり方が、まさにドルコスト平均法です。

投資を始めようとすると必ず出てくる言葉が「ドルコスト平均法(Dollar Cost Averaging)」です。難しそうな名前ですが、仕組みは非常にシンプル。毎月同じ金額を買い続けるだけです。

ドルコスト平均法とは何か?

ドルコスト平均法(Dollar Cost Averaging:DCA)とは、価格に関係なく、毎月決まった金額を定期的に投資し続ける手法です。「価格が高い時も安い時も、毎月1万円分買い続ける」というイメージです。

ポイントは「いつ買うか」を考えなくてよいこと。相場の予測は不要です。

ガソリン代でわかるドルコスト平均法の仕組み

ちちまる小話

毎月のガソリン代を「3,000円分だけ給油する」とルールを決めたとします。ガソリン価格は月によって変動するので、入れられるリットル数も変わります。

ガソリン価格給油量(3,000円分)
1月150円/L20.0L
2月120円/L(値下がり)25.0L
3月200円/L(高騰)15.0L
4月150円/L20.0L
合計80.0L

4ヶ月の合計支出は12,000円、給油量は合計80.0L。平均購入単価は 12,000 ÷ 80 = 150円/L となります。

ここで注目すべきは、4ヶ月のガソリン価格の単純平均(150+120+200+150) ÷ 4 = 155円/L だということ。つまり同じ金額で買い続けただけで、相場の平均より5円/L安く仕入れられたことになります。

これは「価格が安い月には自然に多く買い、高い月には少ししか買わない」という行動が機械的に実現されるからです。

投資においても、毎月一定額で投資信託を買い続けることで、高値掴みのリスクを抑え、平均購入単価を平準化できる——これがドルコスト平均法の本質です。

ちちまる
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「安い時にまとめ買いして、高い時は買わない」が理想ですよね?でも「今が安いのか高いのか」は誰にもわかりません。だから毎月同じ額を買い続ける方法が合理的なんです。

補足:「金額固定」がポイント
  • 「毎月◯リットル給油する」(数量固定)だと、逆に高い月に多く払うことになり、効果は得られません。金額固定であることが要です。
  • 右肩上がりの相場では一括投資に劣後する場面もあるため、万能の手法ではない点には留意しましょう。

ドルコスト平均法のメリット・デメリットは?

メリット
  • 相場の予測が不要:「今が買い時か」を考えなくてよい
  • 感情に左右されない:暴落時も機械的に買い続けられる
  • 平均取得単価を抑えやすい:価格変動の波を平準化できる
  • 少額から始められる:NISAつみたて枠は月100円から設定可能な証券会社もある
  • 自動化できる:設定したら毎月自動で積み立てられる
出典・参考データ
デメリット・注意点
  • 右肩上がりの相場では一括購入に劣ることがある:ずっと上昇し続ける相場では、最初にまとめて買った方が多く増える
  • 元本割れのリスクはゼロではない:積み立てても相場が長期低迷すると損失になることがある
  • 短期では効果が出にくい:10〜20年以上の長期投資で効果が高まる

NISAつみたて投資枠との相性は抜群

NISAの「つみたて投資枠」(年間最大120万円)は、ドルコスト平均法と相性が非常に良いです。

NISAつみたて投資枠は「定期・定額の積立」が基本の設計になっています。毎月自動で引き落とされて購入されるので、一度設定したら後は放置でOK。まさにドルコスト平均法を手軽に実践できる仕組みです。

我が家は2020年に投資デビュー、2021年につみたてNISAでインデックスファンド開始、2024年からは新NISAのつみたて投資枠で月3万円(オルカン)を継続中。コロナ後の不安定相場や2024年8月の日経大暴落も経験しながら長期保有しています。

ちちまる
ちちまる

僕は2020年のコロナショックの直撃ではなく、立ち直りかけの局面から投資を始めたので、あの大暴落そのものは経験していません。でも2024年8月の日経大暴落では資産が一時的に減り、それでも積み立てを止めずに続けたことで、その後の回復でリターンが改善しました。ドルコスト平均法は「暴落時こそ安く多く買える」と思えると、焦りが減りますよ。

まとめ:相場を読む必要はない、続けることが最強

この記事の要点

ドルコスト平均法は、投資初心者にとって最も始めやすい手法のひとつです。

ドルコスト平均法まとめ
  • 毎月同じ金額を積み立てるだけ
  • 相場の予測は不要・感情に左右されない
  • 価格変動が大きいほど「平均単価が下がる」効果が出やすい
  • NISAつみたて投資枠と相性が最高
  • 10〜20年以上の長期で最大限の効果を発揮する

「今が買い時か」「相場が下がりそうだから待とう」と考え続けていると、いつまでも始められません。まず少額でも始めて、毎月コツコツ続けることが一番大切です。

免責事項
本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成した教育目的のコンテンツです。投資は元本割れのリスクがあります。特定の金融商品を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。不安な場合はFP(ファイナンシャルプランナー)や証券会社の窓口にご相談ください。