複利の魔法とは?「増えた分も増える」お金の雪だるまを図解

複利の魔法とは?「増えた分も増える」お金の雪だるまを図解
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複利の魔法とは?「増えた分も増える」お金の雪だるまを図解

ちちまる
ちちまる

どうも、ちちまるです。投資を始める前に「複利ってすごい!」と聞かされてもピンとこなかった僕が、6年間実際に積み立て続けて初めて「なるほど、これか」と実感した複利の話をします。

「複利の力を使えばお金が増える」と聞くけど、実際どういう仕組みなのか。今回は雪だるまのたとえを使って、複利の本質をわかりやすく解説します。

単利と複利の違いって何?

まず基本的な言葉の整理からです。

単利(たんり)とは、最初に預けた元本(がんぽん:最初に投資したお金)だけに対して利息がつく方法です。
複利(ふくり)とは、元本だけでなく、過去についた利息にもさらに利息がつく方法です。

ちちまる小話

冬に雪を丸めて坂の上に置きます。

単利 vs 複利のたとえ
単利は「毎年、同じ大きさの雪を積み上げるだけ」。雪だるまは少しずつ大きくなりますが、成長スピードは変わりません。

複利は「雪だるまを坂の上から転がす」。転がるほど外側に雪が付いて大きくなり、大きくなるほどさらに多くの雪を集める。時間が経つほど加速度的に大きくなります

数字で比べると差はどれくらい?

100万円を年利5%で運用した場合、単利と複利でどれくらい差が出るか見てみましょう。

20年後の資産額で単利と複利の差は約65万円。30年後には約130万円の差になります。

経過年数単利(年5%)複利(年5%)差額
1年後105万円105万円ほぼ同じ
5年後125万円約128万円約3万円
10年後150万円約163万円約13万円
20年後200万円約265万円約65万円
30年後250万円約432万円約182万円

最初の数年は大きな差がありません。ところが20年・30年と時間が経つにつれ、差は急速に広がります。これが複利の「時間が経つほど効果が大きくなる」という特徴です。

ちちまる
ちちまる

「最初の5年はあまり差がないなら、あとでいいか」と思いがちですよね?でも複利は早く始めるほど有利。10年遅れると、取り戻すのが難しくなります。

10万円を積み立てると20年後にいくらになる?

次に、毎月1万円を年利5%(複利)で20年間積み立てた場合のシミュレーションです。

投資元本(自分が出したお金)と、複利効果で増えた分の「運用益」を比較してみましょう。

項目金額(概算)
投資元本(20年×月1万円)240万円
20年後の資産総額(年利5%複利)約411万円
運用益(増えた分)約171万円

自分が出したお金は240万円。しかし複利効果で約171万円が「お金がお金を生んだ」利益として上乗せされます。

これが「時間が最強の武器」と言われる理由です。若いうちに始めるほど、この「増えた分も増える」期間が長くなります。

NISAで複利効果を最大化できる理由は?

通常、投資で利益が出ると約20.315%の税金(所得税・住民税)がかかります。複利効果を最大に活かすには、利益を再投資するたびに税金が引かれないことが理想です。

NISAの非課税制度(非課税:税金がかからないこと)はここが強い。NISA口座内では利益に税金がかからないため、利益をそのまま丸ごと再投資でき、複利効果がフル活用できます

課税口座では利益の約20%が税金で削られ、複利の「増えた分も増える」効果が弱まります。NISA口座で積み立てることで、複利効果を最大限に受け取れます。

ちちまる
ちちまる

NISA口座で毎月積み立てているのは「税金ゼロで複利効果をフルに受けたいから」という理由が大きいです。6年続けてきて、確かに「雪だるまが育ってきた」実感が出てきました。

まとめ:時間が最強の武器、今日が一番若い日

この記事の要点

複利の要点まとめ
  • 複利 =「増えた利益にもさらに利息がつく」仕組み
  • 単利より時間が経つほど差が大きくなる
  • 20年・30年スパンで見ると元本の2〜4倍以上になることがある
  • NISA(非課税)で積み立てると複利効果が最大化できる
  • 早く始めるほど有利。今日が一番早い日

複利の魔法は、最初は地味に見えます。でも長期間続けると、ある時点から「あれ、なんか増え方が速くなってきた?」と実感できる瞬間が来ます。その体験のために、今日から少額でも始めることが大切です。

出典・参考データ

※運用利回りは想定値です。将来の運用成果を保証するものではありません。

免責事項
本記事の試算はあくまで教育目的のシミュレーションです。実際の運用利回りは変動し、元本割れのリスクがあります。特定の金融商品を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。