【月1万×30年で832万円】複利の魔法を実数字で図解|お金の雪だるまの作り方
📅 この記事は 2026年6月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)
📖 もくじ▼
複利の魔法とは?「増えた分も増える」お金の雪だるまを図解

どうも、ちちまるです。投資を始める前に「複利ってすごい!」と聞かされてもピンとこなかった僕が、6年間実際に積み立て続けて初めて「なるほど、これか」と実感した複利の話をします。
- 複利=「利息にも利息がつく」仕組み。月1万円(元本360万)・年率5%(複利)なら10年で約155万円・20年で約411万円・30年で約832万円に育つ。同じ条件で単利なら30年で約630万円=差約200万円が複利効果(当サイトのNISA積立シミュレーター=金融庁の計算式準拠で誰でも検算可)
- 単利との差は30年で約200万円(単利約630万 vs 複利832万)。年数が伸びるほど雪だるま式に差が拡大する
- 複利を最大化するコツは「早く始める・長く続ける・利息を引き出さない」の3つ。新NISAで非課税運用がベストな選択
💡 結論を先に:複利は「早く始めて長く続ける」が9割。仕組みの理解は後でOKなので、まずはNISA口座を作って月1,000円から積み立て始めれば、今日からあなたの雪だるまが転がり出します。
「複利の力を使えばお金が増える」と聞くけど、実際どういう仕組みなのか。今回は雪だるまのたとえを使って、複利の本質をわかりやすく解説します。
📖 はじめての方へ:投資・NISAの基本用語をまとめて知りたい方は 最初に読むお金の用語10選 からどうぞ。この記事はその中の「複利」を深掘りした内容です。
単利と複利の違いって何?
まず基本的な言葉の整理からです。
単利(たんり)とは、最初に預けた元本(がんぽん:最初に投資したお金)だけに対して利息がつく方法です。
複利(ふくり)とは、元本だけでなく、過去についた利息にもさらに利息がつく方法です。
ちちまる小話
冬に雪を丸めて坂の上に置きます。
単利は「毎年、同じ大きさの雪を積み上げるだけ」。雪だるまは少しずつ大きくなりますが、成長スピードは変わりません。
複利は「雪だるまを坂の上から転がす」。転がるほど外側に雪が付いて大きくなり、大きくなるほどさらに多くの雪を集める。時間が経つほど加速度的に大きくなります。
数字で比べると差はどれくらい?
100万円を年利5%で運用した場合、単利と複利でどれくらい差が出るか見てみましょう。
20年後の資産額で単利と複利の差は約65万円。30年後には約182万円の差になります。
| 経過年数 | 単利(年5%) | 複利(年5%) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1年後 | 105万円 | 105万円 | ほぼ同じ |
| 5年後 | 125万円 | 約128万円 | 約3万円 |
| 10年後 | 150万円 | 約163万円 | 約13万円 |
| 20年後 | 200万円 | 約265万円 | 約65万円 |
| 30年後 | 250万円 | 約432万円 | 約182万円 |
最初の数年は大きな差がありません。ところが20年・30年と時間が経つにつれ、差は急速に広がります。これが複利の「時間が経つほど効果が大きくなる」という特徴です。

「最初の5年はあまり差がないなら、あとでいいか」と思いがちですよね?でも複利は早く始めるほど有利。10年遅れると、取り戻すのが難しくなります。
10万円を積み立てると20年後にいくらになる?
ここからは一括で10万円を預けるのではなく、毎月1万円ずつコツコツ積み立てた場合の試算です。次に、毎月1万円を年利5%(複利)で20年間積み立てた場合のシミュレーションを見てみましょう。
投資元本(自分が出したお金)と、複利効果で増えた分の「運用益」を比較してみましょう。
| 項目 | 金額(概算) |
|---|---|
| 投資元本(20年×月1万円) | 240万円 |
| 20年後の資産総額(年利5%複利) | 約411万円 |
| 運用益(増えた分) | 約171万円 |
自分が出したお金は240万円。しかし複利効果で約171万円が「お金がお金を生んだ」利益として上乗せされます。
これが「時間が最強の武器」と言われる理由です。若いうちに始めるほど、この「増えた分も増える」期間が長くなります。
NISAで複利効果を最大化できる理由は?
💡 NISAって?「収穫物に税金がかからない特別な畑」のような制度で、投資の利益にかかる約20%の税金がまるごと非課税。詳しくは 新NISA超入門ガイド で図解しています。
通常、投資で利益が出ると約20.315%の税金(所得税・住民税)がかかります。複利効果を最大に活かすには、利益を再投資するたびに税金が引かれないことが理想です。
イメージで言うと、課税口座では利益を確定して再投資するたびに約20%の雪が削り取られるようなもの。雪だるまを転がす途中で雪を削られる分だけ、その後の増え方も遅くなります。
NISAの非課税制度(非課税:税金がかからないこと)はここが強い。NISA口座内では利益に税金がかからないため、利益をそのまま丸ごと再投資でき、複利効果がフル活用できます。
この「非課税だと複利がどれだけ効くか」をもっと具体的な数字で知りたい方は 新NISAの非課税はなぜすごい?複利×非課税の威力 で図解しています。
課税口座では利益の約20%が税金で削られ、複利の「増えた分も増える」効果が弱まります。NISA口座で積み立てることで、複利効果を最大限に受け取れます。

NISA口座で毎月積み立てているのは「税金ゼロで複利効果をフルに受けたいから」という理由が大きいです。6年続けてきて、確かに「雪だるまが育ってきた」実感が出てきました。
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- つみたて設定を「月1,000円〜」で1本だけ登録する
- あとは引き出さず放置。雪だるまが転がるのを待つ
まとめ:時間が最強の武器、今日が一番若い日
📝 この記事の要点
- 複利 =「増えた利益にもさらに利息がつく」仕組み
- 単利より時間が経つほど差が大きくなる
- 20年・30年スパンで見ると元本の2〜4倍以上になることがある
- NISA(非課税)で積み立てると複利効果が最大化できる
- 早く始めるほど有利。今日が一番早い日
複利の魔法は、最初は地味に見えます。でも長期間続けると、ある時点から「あれ、なんか増え方が速くなってきた?」と実感できる瞬間が来ます。その体験のために、今日から少額でも始めることが大切です。僕が実際にその瞬間を味わった話は 複利を体感しろ。一度知れば貯金には戻れない に書きました。
複利を「自分の資産」で起こすなら、まずNISA口座から
複利の効果は、運用益が非課税になるNISAで積み立てるとより大きくなります。証券会社は「普段使うポイント経済圏」で選ぶのが失敗しないコツ。次の記事で、あなたに合う1社の選び方を3ステップで解説しています。
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- 長期・積立・分散投資の効果:金融庁「資産形成の基本(長期・積立・分散投資)」
- S&P 500長期リターン:S&P Dow Jones Indices公式
- 普通預金金利(参考):全国銀行協会
※運用利回りは想定値です。将来の運用成果を保証するものではありません。
本記事の試算はあくまで教育目的のシミュレーションです。実際の運用利回りは変動し、元本割れのリスクがあります。特定の金融商品を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。