分散投資とは?「卵を一つのかごに入れるな」の意味を初心者向けに解説
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分散投資とは?「卵を一つのかごに入れるな」の意味を初心者向けに解説

どうも、ちちまるです。新NISAのつみたて投資枠ではオルカン(全世界株式インデックス)一本で積み立てています。「一本だけで分散できているの?」と思うかもしれませんが、オルカンは約3,000社以上の世界中の企業に分散投資できる商品なんです。
投資の世界で古くから言われる格言があります。「卵を一つのかごに入れるな(Don't put all your eggs in one basket)」。今回はこの言葉の意味と、分散投資の仕組みをわかりやすく解説します。
💡 NISAって?「収穫物に税金がかからない特別な畑」のような制度で、投資の利益にかかる約20%の税金がまるごと非課税。詳しくは 新NISA超入門ガイド で図解しています。
「卵を一つのかごに入れるな」ってどういう意味?
ちちまる小話
あなたが10個の卵を持っているとします。
そのかごを落としたら、10個全部割れます。全財産がゼロになるリスクがあります。
10個のかごに1個ずつ分けた場合
1個のかごを落としても、残りの9個は無事です。全損リスクを大きく減らせます。
投資でも同じです。全財産を一つの会社の株に突っ込むのは、全財産を1枚の宝くじに使うようなもの。その会社が倒産したら全部なくなります。でも100社・1,000社に分けて投資すれば、1社が潰れても全体への影響は軽微です。
分散投資の3つの軸とは?
分散投資には大きく3つの軸があります。
この3つを組み合わせることで、特定のリスクを大きく軽減できます。
| 分散の軸 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 銘柄の分散 | 複数の会社に投資する | 1社の株だけでなく、100社・1,000社に分ける |
| 地域の分散 | 複数の国・地域に投資する | 日本株だけでなく、米国・欧州・新興国にも分ける |
| 時間の分散 | 一度に全部買わず、時間をずらして買う | 毎月定額を積み立て(ドルコスト平均法) |

「どの国に投資するか選ぶのが難しい…」という声をよく聞きます。実はオルカン一本を買うだけで、世界中に自動で分散投資できるんですよ。
オルカンが「最強の分散投資商品」と言われる理由は?
オルカン(全世界株式インデックスファンド)は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の愛称です。約47カ国、約3,000社以上の株式に分散投資できる商品です。
オルカンを1本買うだけで、米国・欧州・日本・新興国など世界中の大企業に少しずつ自動で投資できます。1社が倒産しても、残り2,999社以上でカバーできるイメージです。
- 約47カ国・3,000社以上に自動分散
- 信託報酬(管理費用)が年0.05775%と非常に低コスト
- 新NISAのつみたて投資枠の対象商品
- 月100円から積み立て可能(証券会社により異なる)
- 世界経済全体の成長に乗ることができる
分散投資でリスクが「ゼロ」になるわけではない
大事な注意点があります。分散投資はリスクを軽減しますが、ゼロにはできません。
たとえばリーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)のような世界規模の経済危機が起きると、世界中の株価が同時に下落します。オルカンのような全世界株式インデックスも例外ではなく、一時的に大きく値下がりします。
分散投資は「特定の1社・1国のリスク」を減らす効果はありますが、世界経済全体のリスクは残ります。長期投資で時間をかけて回復を待つのが基本的な考え方です。
分散しすぎると逆効果になることも?
「バラバラに買えばいいなら、100種類の投資信託を買えばいい?」という疑問が出てきます。実はそれは逆効果になることがあります。
投資商品を増やすほど管理が複雑になり、コスト(信託報酬=投資信託の管理費用)が増えます。初心者のうちはオルカン一本など、シンプルな構成の方が管理しやすくリターンも安定しやすいです。

僕も新NISAのつみたて投資枠はオルカン一本に絞っています。「シンプルイズベスト」が投資では特に大事。余計なものを増やすほど管理が難しくなるし、余計なコストもかかります。
まとめ:分散投資の基本はシンプル
この記事の要点
- 卵を複数のかごに分けるように、投資先も分散する
- 銘柄・地域・時間の3軸で分散するのが基本
- オルカン一本で世界3,000社以上に自動分散できる
- 分散してもリスクがゼロになるわけではない(世界規模の暴落は全体に影響する)
- シンプルな構成で長期保有するのが初心者には最適
「投資は難しそう」と感じる理由の一つが「どこに投資すればいいかわからない」という迷いです。オルカンのようなインデックスファンドを選べば、世界中に自動で分散投資できるので、選ぶ手間も迷いもなくなります。まずはシンプルに始めることが大切です。
- 分散投資の基礎:金融庁「NISAを知る」
- 長期・積立・分散投資の効果:金融庁「資産形成の基本(長期・積立・分散投資)」
- 投資信託の基礎:投資信託協会
本記事は2026年4月時点の情報をもとに作成した教育目的のコンテンツです。投資は元本割れのリスクがあります。特定の金融商品を推奨するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いします。