名目リターンと実質リターン|インフレで目減りする利益

✏️ 更新: 2026.06.23

📅 この記事は 2026年6月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)

名目リターンと実質リターン|インフレで目減りする利益
📖 もくじ
ちちまる
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どうも、ちちまるです。投資歴6年のパパです。『年5%増えた!』と喜んでも、物価が3%上がっていたら、本当に増えたのは2%だけ。この「名目」と「実質」の違いを知ると、お金の見方が一段深まります。

ニュースの「利回り◯%」は名目の話。インフレを考えた「実質」で見ないと、本当の損得を見誤ります。

📌 ざっくり要約
  1. 名目リターン=見かけの利益実質リターン=名目からインフレ率を引いた「本当に増えた分」
  2. 例:年5%増えてもインフレ3%なら実質約2%。預金0.1%でインフレ2%なら実質マイナス=目減り
  3. 大事なのは実質リターン。インフレに勝つには、現金だけでなく株式など実質で増える資産を持つこと

名目リターンと実質リターンの違い

名目リターンは、見かけ上の利益の率。「年5%増えた」はこれです。一方実質リターンは、そこからインフレ率(物価上昇)を引いた、本当に購買力(買えるモノの量)が増えた分を指します。

つまり「実質リターン ≒ 名目リターン − インフレ率」。お金の額が増えても、物価がそれ以上に上がれば、買えるモノは増えていない=豊かになっていない、ということです。

計算してみよう

具体例で見ると一目瞭然です。

ケース名目インフレ実質
投資+5%3%約+2%
預金+0.1%2%約−1.9%
名目5% − インフレ3% = 実質2%名目名目リターン 5%引くインフレ 3%残る実質 2%=本当に増えた分物価が上がる分だけ、見かけの利益は目減りする

預金は名目では減りませんが、インフレ下では実質マイナス。これが「現金もリスク」と言われる理由です。

預金がインフレに負ける理由

預金は「元本が減らない」安全資産ですが、金利がほぼゼロ。物価が年2%上がる世界では、お金の額は同じでも、買えるモノは毎年約2%ずつ減っていきます

「現金で持っていれば安心」は、インフレがない時代の常識。物価が上がる時代には、現金だけだとジワジワ目減りするのです。

実質で増やすには(資産の選び方)

インフレに負けないためには、実質リターンがプラスになりやすい資産を持つことが大切です。

歴史的に、株式は長期でインフレに強く、物価上昇を上回るリターンを生んできました(詳しくは株式がなぜインフレに強いかを図解で解説)。だから、現金(生活防衛資金)は確保しつつ、余裕資金は株式インデックスなどで運用するのが、実質で資産を守り増やす王道です。

我が家の考え方

我が家は、生活防衛資金(生活費の1年分・約240万円)は現金で確保したうえで、教育・老後の資金は新NISAのオルカンで運用しています。

「現金は守り、投資は増やす」。名目の数字より、インフレ後の実質で考えるクセをつけてから、現金に偏りすぎないバランスを意識するようになりました。

💡 次の一歩:インフレに負けない実質リターンを狙うなら、非課税のNISAが心強い味方です。始め方は新NISA超入門ガイドへ。

よくある質問(FAQ)

Q. 実質リターンはどう計算する?
A. ざっくり「名目リターン − インフレ率」でOK。厳密には割り算ですが、目安はこの引き算で十分です。

Q. インフレ率はどこで見る?
A. 総務省の消費者物価指数(CPI)が代表的な指標です。

Q. 預金は持つ意味がない?
A. いいえ。すぐ使うお金・生活防衛資金は現金が基本。増やすお金だけ投資に回す考え方です。

📚 出典・参考データ
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実質リターンの背景にあるインフレを深掘り。なぜ投資が必要かが腹落ちします。
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⚠️ ご注意 本記事は2026年5月時点の公表情報をもとにした一般的な解説です。制度の金額・要件・手続きは今後変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、必ず公式サイトや専門家でご確認ください。
✍️ この記事を書いた人
ちちまる
ちちまる
関西郊外在住・36歳2児のパパ。世帯年収430万円・片働き家庭で、FP3級レベルの知識と投資歴6年(投信・日本株・米国株・新NISA・iDeCo)を活かしてお金のリアルを発信。趣味は映画1,400本超・子鉄パパ業・晩酌。
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