投資の「リスク」とは?標準偏差で見る値動きの幅
📅 この記事は 2026年6月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)
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どうも、ちちまるです。投資歴6年のパパです。投資の「リスク」って「危険」のことだと思っていませんか?じつは投資の世界では「値動きのブレ幅」を指します。ここを理解すると、投資が一気に怖くなくなります。
言葉の意味を取り違えると、投資が必要以上に怖く感じます。リスクの正体を知って、冷静に向き合いましょう。
- 投資の「リスク」=損のことではなく「リターンのブレ幅(値動きの大きさ)」。標準偏差という数値で表す
- 例:期待リターン(平均してこれくらい増える見込み)5%・リスク20%なら、1年でおおよそ −15%〜+25% の範囲に収まりやすい
- リスクとリターンは表裏一体。高リターンを狙うほどブレも大きい。時間分散でブレを抑えるのが王道
📖 はじめての方へ:投資・NISAの基本用語をまとめて知りたい方は 最初に読むお金の用語10選 からどうぞ。この記事はその中の「元本割れ・リスク」を深掘りした内容です。
「リスク」は危険ではなく「ブレ幅」
日常では「リスク=危険・悪いこと」ですが、投資のリスクは「リターンのブレ幅」を意味します。上にも下にも、どれくらい大きく動くか、という振れ幅のことです。
だから「ハイリスク」は「危険」ではなく「値動きが大きい(上にも下にも振れやすい)」という意味。ここを誤解すると、投資が不必要に怖く感じてしまいます。
標準偏差とは(±の幅)
そのブレ幅を数値にしたのが標準偏差です。「リスク20%」とは、1年のリターンが平均からおよそ±20%の範囲で動きやすい、という意味です。
もう少し正確にいうと、リターンの約7割(68%)は「平均±1つ分(±20%)」、約95%は「平均±2つ分(±40%)」の範囲に収まるのが目安。逆にいえば3年に1回くらいは、その幅を超える年もあるということ。だから「±20%に収まる」は「絶対」ではなく「だいたい」です。
ブレが大きいほど、良い年と悪い年の差が激しいということ。だから短期では結果が読めず、長期で平らにならすのが大切なのです。
主要資産のリスク・リターン
資産ごとに、リスク(ブレ)とリターン(期待値)の大きさが違います。
| 資産 | リスク(ブレ) | リターン |
|---|---|---|
| 預金 | ほぼゼロ | ほぼゼロ |
| 債券 | 小さめ | 低め |
| 株式 | 大きい | 高め |
「ローリスク・ハイリターン」は存在しません。大きく増やしたいなら、それなりのブレを受け入れる必要があります。
リスクを抑える方法(分散・長期)
ブレを抑えるカギは「分散」と「長期」です。
- 分散:たくさんの会社・国に投資すると、1つの値動きの影響が薄まる
- 長期:保有期間が長いほど、良い年と悪い年がならされ、リターンが安定しやすい
オルカン(全世界株式)を長期で持つのは、まさにこの2つを同時に効かせる方法です。
子育て世代のリスクの取り方
お金は「使う時期」で3つに分けるのが基本です。とくに「生活防衛資金」と「すぐ使うお金」は、どちらも現金で持ちますが役割がちがう別もの。混同しないことが大切です。
- ①生活防衛資金:失業・病気など万一に備える、生活費の半年分ほどのお金。使う予定はないが、いつ必要になるか分からないので現金で常に確保(投資には回さない。くわしい目安は生活防衛資金の記事へ)
- ②すぐ使うお金:教育費・車・住宅頭金など、使い道と時期が決まっている数年内のお金。時期が近く元本割れを避けたいので現金・預金で置く
- ③15年以上使わないお金:老後資金など当分使う予定のないお金は、ブレを受け入れて株式で運用
我が家も、①生活防衛資金と②すぐ使うお金は現金で確保し、③15年以上使わない教育・老後資金だけ株式で運用しています。「使う時期が遠いお金ほどリスクを取れる」が基本。逆に、来年使うお金を株式に入れるのは禁物です。お金に時間軸のラベルを貼ると、リスクの取り方が決めやすくなります。
💡 学びを行動に:リスクを正しく理解できたら、あとは長期・分散で実践あるのみ。NISAでの始め方は新NISA子育て世代ガイドでまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q. リスクが高い=損しやすい?
A. 「損しやすい」ではなく「上下に大きく動く」です。長期で持てば下振れの確率は下がる傾向があります。
Q. リスクを完全になくせる?
A. 預金ならブレはほぼゼロですが、インフレで実質目減りします。リスクゼロにもコストがあります。
Q. 自分に合うリスクは?
A. 年齢・お金を使う時期・性格で変わります。眠れなくなるほどのリスクは取りすぎです。