Vポイント改悪2026まとめ|SBI積立の子育て世帯はいくら損する?
📅 この記事は 2026年7月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)
📖 もくじ▼

どうも、ちちまるです。僕は投資用に三井住友カード(NL)+SBI証券を使っていて、新NISAのつみたてで毎月Vポイントを受け取っています。だから「Vポイント改悪」のニュースが続くと、正直ドキッとします。でも、当事者として自分の数字を並べてみたら、我が家の積立ポイントは1円も変わっていませんでした。今日は「2026年に何が・いつ変わったか」と「それでうちはいくら損してどうすべきか」を、実額で棚卸しします。
「Vポイントが改悪された」とひとくくりに言われますが、変わったのは複数の別々の制度で、時期もバラバラです。しかも子育て世帯に効くものと、ほとんど関係ないものが混ざっています。この記事は、三井住友カード(NL)とSBI証券のクレカ積立を使う片働き・子2人の家庭を主役に、「いつの・何の改悪か」を分けて正直に整理します。
- クレカ積立の基本ポイントは据え置き。三井住友カード(NL)一般の0.5%・ゴールド(NL)の1.0%は2026年も変わらず、積立で受け取るVポイント自体は減っていません
- 本当に家計に効く改悪は3つ。①店頭7%が「スマホのタッチ決済」限定に(2025年12月〜)②アプリログイン+1%の廃止(2026年2月〜)③「100万円修行」の集計ルール変更(2026年3月〜)
- 結論、スマホ決済を使えて・ゴールドの修行をしていない我が家は、慌てて乗り換える必要なし。当てはまる人だけ設定を見直せばOKです
👉 「結局うちはどうすべき?」の当てはまり判定は、この記事の最後(家族構成別フロー)にまとめてあります。改悪の中身より先に結論を知りたい方は、そこへ飛んでください。
結論:うちの積立ポイントは1円も変わらない。効くのは別の3つ
先に、いちばん誤解されやすいところから。「Vポイント改悪」と聞いてクレカ積立のポイントが減ったと思う人が多いのですが、SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立の基本付与率は2026年も据え置きです。
| カード種別 | クレカ積立の基本付与率 | 2026年の変化 |
|---|---|---|
| 三井住友カード(NL)一般 | 0.5%(前年利用10万円以上) | 据え置き |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 最大1.0% | 据え置き |
| プラチナプリファード | 最大3.0% | 据え置き |
※一般カードの0.5%には「前年のカード利用額が10万円以上」という条件があります(入会初年度は無条件)。この仕組みは2024年からの継続で、2026年の新しい改悪ではありません。くわしくは 三井住友カード(NL)でVポイントが貯まる|SBI積立と年10万の壁 にまとめています。
僕はつみたて月3万円なので、受け取るのは年1,800ポイント(月150ポイント)。この数字は2025年も2026年も変わっていません。つまり「積立のついで」に貯まる分は無傷です。
- コンビニ・外食でカード現物をタッチしている → 改悪①が直撃(→スマホ決済に切替で回避)
- ゴールド(NL)で「100万円修行」中(=年100万円の利用で年会費無料+1万ポイント継続のゴールド特典)→ 改悪③に注意(→埋め方の再設計)
- アプリのログインで+1%を稼いでいた → 改悪②で消滅(→別の上乗せへ)
- 上のどれも当てはまらない → 基本、何もしなくてOK
📎 先に用語ミニ解説(詳しくない方向け)
・Olive(オリーブ)=三井住友銀行の口座と決済が一体になったサービス。三井住友カード(NL)単体とは別物で、契約している人だけが対象の特典があります。
・100万円修行=ゴールド(NL)で年100万円使うと翌年から年会費永年無料+継続1万ポイントになる仕組み。
・カード現物のタッチ決済=財布からカードを出して機械にタッチ/スマホのタッチ決済=スマホをかざす(Apple Pay・Google Pay等)。どちらも「タッチ」ですが、今回の改悪で扱いが分かれます。
それでは、家計に効く3つを「いつから・前→後」で見ていきます。
そもそも何が・いつ改定されたのか(2025年12月〜2026年)
Vポイント関連の改定は時期が分かれているのがややこしいところ。まず全体像を、子育て家計に効く順で並べます。
| 時期 | 変わったこと | 区分 |
|---|---|---|
| 2025年12月 | 店頭7%の対象を「スマホのタッチ決済」に限定(カード現物は対象外に) | 改悪 |
| 2026年2月 | アプリログイン+1%を終了/一方Oliveは店頭8%・円預金上乗せを新設 | 改悪/改善 |
| 2026年3月〜 | 「年間利用額」の集計にau PAY等チャージを追加除外/PayPay等価交換を開始 | 改悪/改善 |
※前史として、コンビニ・飲食店でのカード現物タッチ決済の上乗せ分は、2025年初にも一段引き下げられています。今回の「対象外化」と合わせると店頭還元は二段階で縮小してきた、という流れです。「改悪」だけでなく「改善」も同時に起きているので、煽られず1つずつ分けて見るのがコツです。
改悪①:店頭7%が「スマホのタッチ決済」限定に(2025年12月〜)
いちばん影響が大きいのがこれです。対象のコンビニ・飲食店での上乗せ還元(最大7%)が、スマホのタッチ決済とモバイルオーダーのみを対象とするよう変更されました。
| 改定前 | 改定後(2025年12月〜) | |
|---|---|---|
| カード現物のタッチ決済 | 上乗せ対象 | 対象外(通常0.5〜1%へ) |
| スマホのタッチ決済 | 上乗せ対象 | 上乗せ対象(維持) |
コンビニ・外食で月2万円使う家庭の場合──
- これまで(7%):月1,400ポイント相当
- カード現物のまま(0.5%):月100ポイント相当
- 差額:月およそ1,300ポイント・年およそ1.5万円分の目減り
※「最大7%」はカードの種類や店舗・決済方法などの条件により異なります。対象や上限は必ず公式で最新をご確認ください。
逆に言うと、コンビニ・外食を別のカードにしている人や、積立でしか三井住友カード(NL)を使っていない人は、この改悪①による損は0円です。
ただし、これは「スマホのタッチ決済に切り替えれば影響ゼロ」という改悪でもあります。損するのは「今もカードを財布から出して端末にタッチしている人」だけ。スマホ(Apple PayやGoogle Pay等)に登録して使えば、これまで通りの上乗せが受けられます。

正直に言うと、僕は三井住友カード(NL)を"投資用"にしか使っていなくて、コンビニや外食は普段の楽天カード。だから改悪①は我が家には直接ひびきませんでした。三井住友を店頭でも使っている人は、スマホのタッチ決済に切り替えるだけで回避できます。「カードを出すクセ」の人が、気づかないうちに損するタイプの改悪です。
改悪②:アプリログイン+1%の廃止(2026年2月〜)
これまで、三井住友のアプリに月1回ログインするだけで対象店の還元率が+1%される特典がありました。この「アプリログイン」特典が2026年2月に終了しました(Oliveでの決済分は同年2月から先行して対象外)。
対象店で月2万円使うなら+1%=月200ポイント・年およそ2,400円分。ログインだけで得ていた分なので、地味に痛い改悪です。
ただし、ここは同時に起きた「改善」とセットで見る必要があります。後述の通りOliveの店頭上限が8%に上がったため、「旧・店頭7%+ログイン1%=実質8%」だった人が、「新・店頭8%」に置き換わっただけで実質は横ばい、というケースも多いのです。
💡 「+1%が消えた!」という見出しだけを見ると損した気分になりますが、あなたが対象の8%枠を使えるかどうかで実際の影響は変わります。次の「改善」パートとあわせて判断してください。
改悪③:「100万円修行」の集計ルール変更(2026年3月〜)
三井住友カード ゴールド(NL)には、年間100万円を使うと翌年以降の年会費が永年無料になり、継続で1万ポイントがもらえるという「100万円修行」があります。この「年間利用額」の集計対象に、一部のチャージが新しく追加で除外されるという変更が告知されています(クレカ積立は、これより前から集計の対象外です)。
2026年3月1日利用分から新しく集計対象外に追加されるのは、au PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードへのチャージです(三井住友カード公式告知)。クレカ積立(三井住友カードつみたて投資)は、今回の新規追加ではなく以前から集計の対象外です。「クレカ積立が2026年3月から急に外れる」わけではない点に注意してください。対象は変わることがあるので、最新は公式でご確認を。
これにより、au PAYなどへの高還元チャージで「100万円修行」をラクに達成していた人は、実際の買い物で100万円を積む必要が出てくるため、年会費永年無料と継続1万ポイントを維持するハードルが上がります。

僕は一般カードで修行はしていないので、ここは直撃なし。そもそもゴールドで100万円修行をやるべきかで迷っている人は、片働き家庭のコスパを別記事で計算しているので、そちらで判断してください。
👉 ゴールドの修行を続けるか迷う人は → 三井住友カード ゴールド(NL)の100万円修行はやるべき?(片働き・楽天完成家庭は「やらない」結論の理由まで)
改善もある:Olive8%・円預金上乗せ・PayPay交換
「改悪」ばかりが話題ですが、2026年は改善も同時に走っています。誠実に並べます。ただし片働き・子育て世帯にはあまり刺さらないものが多い、というのが正直なところです。
🍵 ここから改善4点はポイ活をしない人・積立中心の人は読み飛ばしてOK。「うちには関係なかった」を確認したい人だけどうぞ。
- Oliveの店頭上限が最大8%に:Oliveフレキシブルペイのクレジットモードは、対象店で最大8%に引き上げ(セブン-イレブンはさらに上との報道)。ただしOlive口座の契約が前提で、一般の三井住友カード(NL)は最大7%のままです。
- 円預金の残高で上乗せ:Olive口座の預金残高に応じて還元率が上乗せされる仕組みが新設。ただし効き始める残高が200〜250万円以上と高く、現金を投資に回している片働き家庭には基本届きません。
- クレカ積立のOlive限定上乗せ:Olive口座の円普通預金残高に応じて、100万円ごとに+0.1%・最大+0.5%(残高500万円で+0.5%)をクレカ積立に上乗せ(2026年4月開始・5月買付分〜)。生活防衛資金を普通預金で厚めに持つ家庭は、取りこぼしなく拾える小さなプラスです。
- PayPayポイントと等価交換:2026年3月から、VポイントとPayPayポイントの1対1の相互交換が開始。日常の支払いで使い切りやすくなりました。
💡 我が家に効いたのは、正直この中ではPayPay交換で「使い切り」がラクになったことくらい。Olive前提の特典は、三井住友銀行をメイン口座にしていない家庭には縁が薄いです。Oliveに変えるべきかで迷っている人は → Oliveに変えるべき? NLのままにした我が家の結論 もどうぞ。
出口の縮小に注意:ポイントの「逃がし先」と失効
貯める側だけでなく、貯めたVポイントの「使い道・逃がし先」にも動きがあります。ここは誤解が多いので、事実を分けて書きます。
- 他社ポイント・マイルへの移行が2026年3月末で一部終了:三井住友カードは、Vポイントから他社ポイント・一部マイルへの移行サービスを2026年3月31日で終了すると公式に告知しています(公式告知)。ただしWAON POINTなど一部の交換先は継続。マイルへ交換して価値を上げていた人は、「使い切り」中心の設計へ切り替えを検討してください。
- ウエル活は「終了」ではありません:ウエルシアでVポイントを1.5倍で使う方式について、直接使う形は以前に終了していますが、WAON POINTに等価交換してからウエル活する方法で1.5倍相当は継続可能です(このVポイント→WAON POINTの交換は、上の3月末の移行終了の対象外で残ります)。「ウエル活が2026年に終わった」とする記事は誤解を招くので注意してください。
- ポイントの有効期限管理:VポイントPay等の残高は放置すると失効の対象になり得ます。寝かせず、日常の支払いで定期的に使うのが安全です。
💡 貯めたVポイントを投資に回す(ポイント投資)という出口もあります。やり方は → ポイント投資の始め方 に。
結局うちはどうする?家族構成別・当てはまり判定
ここまでを、当事者の意思決定に落とします。「何もしなくていい人/設定を見直す人/乗り換えを考える人」の3つに分けます。
- 何もしなくていい人(=我が家)
一般カードで積立中心・コンビニ等の店頭決済はもともと別カード(我が家は楽天)か、スマホのタッチ決済にできる人。積立ポイントは不変なので、基本、対応不要です。 - 設定を見直す人
・カード現物タッチ派 → スマホのタッチ決済へ切替(改悪①の回避)
・ゴールドで修行中 → 実利用100万円の埋め方を再設計(改悪③・別記事で要否判断)
・マイル移行や特典を使っていた → 「使い切り」設計へ切替(出口の縮小) - 乗り換えを考える人
楽天・マネックス・dカードなど他社のクレカ積立も選択肢ですが、還元率のスペックだけで決めず、子1人・2人・片働きという家計の前提で。積立は一度設定すれば動かさない前提なので、基本は据え置きが無難というのが当事者としての結論です。

「改悪」のニュースは不安を煽りがちですが、自分の使い方に当てはめると、案外やることは少ないもの。我が家は三井住友カード(NL)を投資積立専用にしているので、実質ノーダメージでした。まずは1分の早見で、自分に関係あるかだけ確認してください。
👉 そもそもの貯め方・設定手順を確認したい人は → 三井住友カード(NL)でVポイントが貯まる|SBI積立と年10万の壁。SBI経済圏の全体像(証券→カード→クレカ積立→銀行の順)から整理したい人は → SBI経済圏の始め方 へどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. Vポイントの改悪はいつから始まりましたか?
A. 改定は複数の時期に分かれます。店頭のカード現物タッチ決済が対象外になったのは2025年12月から、アプリログイン+1%特典の終了は2026年2月、「100万円利用」集計への対象外の追加(au PAY等へのチャージ/クレカ積立は以前から対象外)は2026年3月からです。「いつの改定か」で影響が変わるので、本文の時系列表でご確認ください。
Q. 三井住友カード(NL)×SBI証券のクレカ積立のポイントは減りますか?
A. 基本付与率(一般0.5%・ゴールド1.0%)は2026年も据え置きで、積立で受け取るVポイント自体は変わりません。ただしゴールドで100万円修行をしている場合、2026年3月からの集計対象外の追加(au PAY等へのチャージ)で、修行の達成方法によっては維持のハードルが上がる可能性があります。
Q. コンビニ・飲食店の7%還元はもう受けられないのですか?
A. 受けられます。ただし2025年12月以降、対象がスマホのタッチ決済とモバイルオーダーに限定されました。カード現物のタッチ決済は通常還元(0.5〜1%)に下がるため、スマホのタッチ決済に切り替えれば上乗せを維持できます。
Q. ウエル活(ウエルシアでの1.5倍利用)は終わったのですか?
A. 2026年に新たに終了した事実は確認できません。Vポイントを直接1.5倍で使う方式は以前に終了していますが、WAON POINT(等価交換)に替えてからウエル活する方法で1.5倍相当は続けられます。「ウエル活終了」とする一部記事は誤解を招くので注意してください。
Q. 貯めたVポイントを他社ポイントやマイルに移せなくなりますか?
A. 三井住友カードは、他社ポイント・一部マイルへの移行サービスを2026年3月31日で終了すると公式に告知しています(WAON POINTなど一部は継続)。一方でPayPayポイントとの等価交換が始まり、日常の支払いでの使い切りはしやすくなりました。マイルへ逃がして価値を上げていた家庭は「使い切り」設計への切替を検討してください。
- Vポイントアッププログラム(対象取引・還元率):三井住友銀行 公式
- 三井住友カード つみたて投資(クレカ積立)の特典・付与率:三井住友カード 公式
- SBI証券のクレカ積立サービス:SBI証券 公式
- VポイントとPayPayポイントの交換:PayPay 公式お知らせ
- 金融機関の還元見直しをめぐる報道:日経ビジネス
- 新NISA制度:金融庁「NISA特設ウェブサイト」
- 年間利用額の集計対象外の追加(2026年3月〜):三井住友カード 公式告知
- 他社ポイント・マイル移行サービスの終了(2026年3月31日):三井住友カード 公式告知
- クレカ積立のOlive限定上乗せプラン(2026年4月〜):三井住友カード 公式告知
💡 経済圏全体の「改悪リスクとの付き合い方」を先に押さえたい人は → キャッシュレスの始め方ロードマップ。楽天・PayPay・ドコモなど他経済圏との比較の中で、Vポイントの位置づけも整理しています。