賃貸の火災・地震保険、適当に入ってない?必要最低限の選び方
📅 この記事は 2026年6月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)
📖 もくじ▼
火災保険・地震保険の選び方!賃貸でも必要?子育て家庭のリアル
- 賃貸火災保険は「家財/借家人賠償/個人賠償」の3点セットが基本。1つでも欠けると数十〜数百万円自己負担リスク
- 地震保険は賃貸=家財のみ・上限は火災保険金額の30〜50%。建物部分は大家負担で借主は対象外
- 不動産屋セット年2万円→自分で選べば年5,000〜1万円に圧縮可能(いずれも火災保険のみの目安)。年1万円以上の節約も
📖 この記事の読み方(長めです:全8章・読了 約8分)
- 🏃 急いでいる人(約3分):上のざっくり要約 →「賃貸でも火災保険が必要な3つの理由」→「子育て家庭の補償選び—おさえたいポイント」の順でOK
- 🙋 地震保険をどうするか迷っている人→「地震保険は別建て—火災保険だけでは不十分」/実例で見たい人→「ちちまる家の加入状況」
- 🔍 仕組みから理解したい人(約8分):最初から順に。火災保険の補償→地震保険→賃貸での必要性→選び方→我が家、と積み上がります
どうも、ちちまるです。
賃貸マンションに住んでいると、「火災保険って本当に必要なの?地震保険はどうする?」と悩んだ経験、ありませんか?我が家も賃貸契約時に不動産屋さんから加入を勧められましたが、内容をよく分からないまま判子を押した苦い記憶があります。
今回は、火災保険・地震保険の選び方を、賃貸&子育て家庭の視点で徹底解説します。
この記事でわかること:
- 火災保険・地震保険の基本
- 賃貸でも保険が必要な理由
- 子育て家庭の補償選びと我が家の状況

うぐっ…賃貸契約時に勧められるまま入った保険、見直してみると意外と無駄な補償があったり…
💡 単身・夫婦・子育て世帯のどれでもOK:本記事は3つの世帯すべての目安を載せています。一人暮らしを始める方も基本は同じで、「家財100〜300万円+借家人賠償+個人賠償」の3点セットが最低ライン(例:料理中のボヤで自室を焦がす→借家人賠償、洗濯機の水漏れで階下へ→個人賠償)。
火災・地震保険は家のお守り、入っておかないと取り返しがつかない
火災保険・地震保険は、家計のお守りだと考えています。住居や家財に何か起きたとき、入っていなければ自費で全額を負担することになります。子どもがいる家庭ほど、生活立て直しの基盤として保険の存在は重要です。
ただし「全部に入れば安心」というものでもなく、必要な補償を見極めることが大事。
火災保険とは—何を補償してくれる?
火災保険は、火事だけでなく実は幅広い損害をカバーする保険です。
| 補償対象 | 内容 |
|---|---|
| 火災 | 自宅や類焼で受けた損害 |
| 落雷 | 家電の故障など |
| 破裂・爆発 | ガス漏れ事故等 |
| 風災・雹災・雪災 | 台風・大雪などの自然災害 |
| 水濡れ | 上階からの水漏れ等 |
| 盗難 | 家財の盗難(プラン次第) |
賃貸の場合は、「家財保険」「借家人賠償責任保険」「個人賠償責任保険」の3点セットになっているのが基本構造です(日本損害保険協会)。
| 保険種類 | 守る対象 | 具体例 |
|---|---|---|
| 家財保険 | 自分の家具・家電・衣類 | 火災で家電全焼→新品買い替え費用補償 |
| 借家人賠償責任保険 | 大家(部屋の原状回復) | 自室の失火で部屋を焦がした→大家への賠償(復旧費) |
| 個人賠償責任保険 | 他人(隣人・通行人等) | 子の水道出しっぱなしで階下水濡れ→隣人への賠償 |
💡 覚え方=「誰に払うか」:家財=自分の物を直す/借家人賠償=大家さんに払う/個人賠償=ご近所・他人に払う。
3点セットがそろっていないと「賠償ループの真ん中」で詰む:例えば「家財だけ」だと、自分の家電は補償されても階下への水濡れ賠償(個人賠償)・自室の復旧義務(借家人賠償)で数百万単位の自己負担が発生します。3点セットの揃いを必ず契約書で確認してください。
地震保険は別建て—火災保険だけでは不十分
ここが意外と知られていないポイント。
地震・噴火・津波による損害は、火災保険ではカバーされません。これらをカバーするには地震保険を別途追加する必要があります(財務省「地震保険制度の概要」)。
⚠️ 地震保険の核心ルール4つ(超重要)
- 地震保険は単独加入不可。必ず火災保険とセットで加入します
- 補償額の上限は火災保険金額の30〜50%。例:家財火災500万なら地震家財は150〜250万まで
- 賃貸の地震保険は「家財のみ」が対象。建物部分は大家加入の保険でカバー(借主は払う必要なし)
- 支払いは損害程度に応じた区分払い(全損100%/大半損60%/小半損30%/一部損5%・2017年改定)。契約額の満額が出るのは「全損」認定時だけで、地震保険は"全額補償"ではなく生活再建の一部を支える費用。被害が広域に及ぶため国の制度で上限が抑えられています
💡 地震保険料は政府再保険=民間損保各社で料率同じ:保険会社による差はなく、地域(都道府県)と建物構造(木造/非木造)で決まります。「比較しても安い会社」は存在しないので、火災保険を選ぶ際に同時付帯するのが効率的。
💡 地震保険料は控除対象:支払った地震保険料は地震保険料控除(所得税で最大5万円・住民税で最大2.5万円)の対象。賃貸の家財地震保険でも使えるので、年末調整・確定申告で申告を(なお火災保険料は2007年に控除廃止済)。
賃貸でも火災保険が必要な3つの理由
「賃貸だから建物は大家さんの保険でカバーされる」と思いがちですが、実は賃貸でも保険は重要です。
- 地震保険の仕組み:財務省「地震保険制度の概要」
- 地震保険料:日本損害保険協会「地震保険」
- 地震保険料控除:国税庁タックスアンサー No.1145
- 火災保険の基本:日本損害保険協会「火災保険」
- 家財は自己負担—家具・家電・衣類は自分で守る
- 原状回復義務—自分の過失での火事は弁償義務あり
- 類焼・水漏れの賠償—近隣住戸への損害賠償は莫大
特に水漏れ事故は子育て家庭で意外と多く、洗濯機ホースの外れ・お風呂の止め忘れなどでも発生します。
子育て家庭の補償選び—おさえたいポイント
- 家財補償の金額—子ども成長で家電・家具が増える前提で
- 個人賠償責任特約—子どもが他人にケガさせた時の補償
- 水濡れ補償—子どもの粗相対応
- 地震保険—子どもの安全と生活再建のため
家財保険金額の目安(家族構成別)
家財保険金額は「使っている家具・家電の総額」を保険会社が標準的にカウントした目安があります。
| 家族構成 | 家財金額目安 | 年間保険料目安(借家人賠1000万+個賠1億) |
|---|---|---|
| 単身 | 100〜300万円 | 3,000〜5,000円 |
| 夫婦のみ | 300〜500万円 | 5,000〜8,000円 |
| 夫婦+子1人 | 500〜700万円 | 6,000〜10,000円 |
| 夫婦+子2人 | 600〜1,000万円 | 7,000〜12,000円 |
| 夫婦+子3人以上 | 800〜1,200万円 | 9,000〜15,000円 |
※保険会社・地域・建物構造により変動。地震保険を付帯する場合+5,000〜15,000円程度。
水漏れ事故シナリオ:賠償の流れ
「子どもが水道出しっぱなしで階下に水漏れ」の典型例で、3点セットの実際の動きを整理します。
📋 ケース:子の水道出しっぱなしで階下水濡れ事故が発生
- 階下住人の家電・家財が水損(賠償額50-200万円) → 個人賠償責任保険でカバー
- 階下住人の部屋・天井クロスの修復費(20-100万円) → 個人賠償責任保険でカバー
- 自室の床材傷み・原状回復費(10-30万円) → 借家人賠償責任保険でカバー
- 自分の家電・家具の水損(30-100万円) → 家財保険(水濡れ補償)でカバー
3点セット揃ってる場合、自己負担は数万円(免責=契約で決めた自己負担額)程度で済むケース。1つでも欠けると数十〜数百万円の自己負担リスク。
不動産屋セット vs 自分で選ぶ:年間1万円以上の差
不動産屋が契約時に勧める火災保険は、便利だが料金が割高な場合が多い。自分で選べば年間1万円以上安くなることも。
| 選択肢 | 年間保険料目安(子2人世帯) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 不動産屋推奨セット | 15,000〜25,000円 | 契約時に一括手続き済み・選ぶ手間なし | 2年契約で割高な場合あり・補償内容を選びにくい |
| 自分でネット申込 | 5,000〜10,000円 | 補償内容自由・1年更新で柔軟・年1万円以上節約 | 自分で会社選び・申込書類対応 |
※上表は火災保険のみの目安。地震保険を付ける場合は年+5,000〜15,000円。
💡 不動産屋の保険を断る方法:賃貸契約書に「火災保険加入必須」とあっても、「保険会社の指定」までは原則NG(独占禁止法上問題)。「自分で別の火災保険に加入して証券コピーを提出します」と申し出るのが正攻法。不動産屋によっては嫌がる場合もあるので、契約前に確認を。
火災・地震だけでなく自転車保険や個人賠償の重複まで一気に点検したい方は、保険を見直すと年数万円浮く。我が家のチェックリストで10項目をチェックしてみてください。
賃貸火災保険のおすすめ会社(自分で選ぶ場合)
| 会社 | 特徴 |
|---|---|
| 楽天損保 | ネット完結・年5,000円〜・楽天ポイント支払可 |
| SBI損保 | ネット最安級・年4,000円〜・口コミ評価高 |
| 共済(コープ共済等) | 月1,000円台・割戻金あり・組合員資格必要 |
| こくみん共済coop | 月1,000円〜・全国どこでも加入可 |
特に「個人賠償責任特約」は子育て家庭の必須級。子どもが自転車事故などで他人にケガさせた場合の備えになります(過去最高判決額は9,521万円:神戸地裁2013年)。
💡 火災・地震保険を含む保険全般を一括比較したいなら、【保険見直し本舗】のような無料相談窓口を活用するのも一手。40社以上の商品から自分の家庭に合うものを比較できます。![]()
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ネット申込で迷うのは「3つだけ」
- 家財金額を選ぶ:単身100〜300万/夫婦300〜500万/子あり500〜1,000万(上の表が目安)
- 借家人賠償の金額を選ぶ:賃貸契約書の「借主が加入する保険」「○○万円以上の借家人賠償責任保険」といった条項を探し、その指定額に合わせる(通常1,000〜2,000万)
- 地震保険を付けるか決める:家財地震は火災金額の30〜50%・年5,000〜15,000円。南海トラフ等が心配なら付帯
※最後に個人賠償(1億円)を付ければ3点セット完成。迷ったら「家財・借家人賠償・個人賠償の3つが入っているか」だけ確認すればOK。
ちちまる家の加入状況
我が家は賃貸マンション3LDK(関西郊外)で、以下のような加入状況です(2026年6月時点)。
| 保険 | 補償内容 | 月額目安 |
|---|---|---|
| 火災保険(家財) | 家財500万円・水濡れ・盗難込み | 約1,000円 |
| 借家人賠償責任 | 2,000万円 | 火災保険にセット |
| 個人賠償責任特約 | 1億円 | 火災保険に付帯 |
| 地震保険(家財) | 検討中(家財250万・年8,000円見込み) | 別途必要 |
※借家人賠償は契約により1,000-2,000万円が一般的(家賃数ヶ月分相当)。1億円は個人賠償の方の補償額。
正直、地震保険はずっと「入った方がいいよな…」と先延ばしにしてきました。でも南海トラフ地震への備えとして、近々加入を本格検討中です(年8,000円程度・家財地震250万円補償の見込み)。

地震保険は「払い損になるかも」じゃなく「安心料」として割り切るのが正解だと最近思ってます。年8,000円なら子の安全のためのコストとしては妥当ですね。
よくある質問(FAQ)
Q. 結局月いくら払えばいいの?
A. 単身なら3点セット(家財100〜300万+借家人賠償+個賠)で月300〜450円程度(年3,000〜5,000円)。子2人世帯なら火災保険700〜1,000円/月+地震保険500〜800円/月=月1,200〜1,800円が現実的。年間1.5〜2.2万円。不動産屋セットの半額以下に抑えられます。
Q. 不動産屋の保険を断ると契約自体できない?
A. 「火災保険加入義務」はOKだが「特定の保険会社の指定」はNG(独占禁止法上問題)。「自分で別契約して証券コピーを提出」と申し出れば原則受理されます。
Q. 賃貸で地震保険入る意味ある?(建物は大家負担なら)
A. 「家財地震」のみ対象だが、家具家電全壊で買い直し費用が出るのは大きい。子の生活基盤再建にはほぼ必須。
Q. 引っ越し時に保険はどうなる?
A. 多くの賃貸火災保険は引越し後も住所変更で継続可能(年単位の中途解約で残期間分の保険料返戻も可)。新居の構造・面積で料率が変わる場合あり。
まとめ—賃貸でも保険は子育て家庭の安全網
📝 この記事の要点
火災保険・地震保険は、賃貸でも子育て家庭の安全網。最低限の補償は確保しておくのが安心です。
- 賃貸火災保険は「家財/借家人賠償/個人賠償」の3点セットで揃える
- 地震保険は火災保険にセットで追加(家財のみ・上限は火災金額の30〜50%)
- 不動産屋セット年2万 → 自分で選べば年5,000〜1万円(いずれも火災保険のみ)に節約可
- 個人賠償責任特約は過去判決9,521万円の事例ありで子育て家庭マスト
我が家もまもなく地震保険に加入予定。家計簿とにらめっこしつつ、家族の安全を最優先で考えていきます。
では、ちちまるでした。