インデックス一本派だった僕が、高配当株も持つ理由
📅 この記事は 2026年6月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)
📖 もくじ▼
高配当株 vs インデックス併用!両刀使いパパの戦略と配分の考え方
- 我が家の投資戦略は「NISAでインデックス(オルカン)」+「特定口座で高配当株」のハイブリッド運用
- インデックス=資産形成(取り崩しは老後)/高配当株=キャッシュフロー(毎月の不労所得)と用途を分ける
- 注意点:NISA枠は配当税金ゼロのインデックス優先。高配当株は配当課税ある特定口座で十分
どうも、ちちまるです。
投資歴6年。最近、SNSやYouTubeで「高配当株かインデックスか、どっちがいいんだ問題」をよく見かけます。僕の答えは「両方使う」です。
我が家はNISA(国が用意した非課税で投資できる制度)でインデックスファンド(株価指数に連動する投資信託)、特定口座(証券会社の一般的な課税口座)で高配当株、という両刀使いを続けています(旧つみたてNISA時代から数えて投資歴6年)。
💡 NISAって?「収穫物に税金がかからない特別な畑」のような制度で、投資の利益にかかる約20%の税金がまるごと非課税。詳しくは 新NISA超入門ガイド で図解しています。
今回は、高配当株とインデックスを併用するパパの戦略と配分の考え方をご紹介します。
この記事でわかること:
- 高配当株とインデックスの違い
- 両刀使いのメリット
- 我が家の配分とNISA/特定口座の使い分け

投資歴6年の僕でも、どっちか一方に絞るのは怖いんですよね…両刀使いが性に合ってます。
💡 まず2つの言葉だけ押さえればOK:
・インデックス(投資信託)=オルカンや日経平均など「市場全体の詰め合わせパック」。1本で何百〜何千社にまとめて投資でき、ほったらかしでOK
・高配当株=1社ずつ買う個別株のうち、配当(持っているともらえる現金)が多めの株。年1〜2回(日本株は中間・期末の年2回が中心)、お小遣いのように配当が入る
インデックス=主食、高配当株=デザート、バランスよく
僕のイメージでは、インデックスは主食(毎日のご飯)、高配当株はデザート(楽しみ)。どちらも生活には必要ですが、主食抜きでデザートばかりは健康に悪い。投資も同じだと考えています。
高配当株とインデックスの違い
まずは2つの違いをざっくり整理。
| 項目 | インデックス | 高配当株 |
|---|---|---|
| 目的 | 長期の資産形成 | 配当キャッシュフロー |
| 値動き | 市場平均に連動 | 個別企業に依存 |
| 配当 | 基本ない(再投資) | 年1〜2回受け取り |
| 税金 | 売却時のみ | 配当ごと課税 |
| 手間 | ほぼ放置でOK | 銘柄選定が必要 |
インデックスは「ほったらかしで資産形成」、高配当株は「キャッシュフローを楽しむ」。性格が真逆の投資手法です。
なぜ両方使うのか—併用のメリット
僕が両刀使いをしている理由は3つ。
- 長期成長と現金収入の両取り
- 市場変動時の精神安定剤(配当が入ると下落時も心強い)
- 投資を楽しめる(個別株は応援したい企業を選べる)
特に、市場が下落した時に配当が入ってくる安心感は大きい。インデックスだけだと評価額が下がる一方ですが、高配当株は「下がっても配当はもらえる」と思えると気持ちが楽です。
ちちまる家の配分
あくまで一例ですが、我が家の運用配分はこんな感じ。
| 口座 | 商品 | 月額 |
|---|---|---|
| 新NISAつみたて投資枠 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | 月3万円(給料から先取り) |
| 新NISA成長投資枠 | オルカン | 月3万円(給料+特定口座から振替+児童手当) |
| iDeCo | 全世界インデックス | 月5,000円 |
| 特定口座 | 高配当日本株7銘柄(JT・KDDI・JPX・三菱UFJ・JR西・JR九・近鉄) | 累計投資 約200万円・現在は追加買い増しほぼなし |
NISAは全部インデックス、高配当株は特定口座のみ—これが我が家のルール。
💡 初心者がマネするなら(我が家流の薄め版):まずはインデックス9:高配当株1くらいの気持ちで十分。NISAでインデックスを月1〜2万円から自動積立で始め、生活防衛資金もあって慣れてきた人だけ、特定口座で高配当株を1銘柄10万円程度〜。高配当株は「無理に持たなくてもいいサブ」と考えてOKです。
高配当株7銘柄の選定軸(配当利回り・連続増配・事業特性)
「電車好きで愛着」は本音ですが、それだけで選んだわけではありません。配当利回りの高さ+安定配当/増配+事業の参入障壁を軸に選んだ7銘柄です(2026年6月時点・概算。近鉄など利回りが下がった銘柄も保有継続中)。
| 銘柄 | 配当利回り(目安) | 連続増配/安定配当 | 事業の特性 |
|---|---|---|---|
| JT(2914) | 約4.0% | 長く安定配当だが2021年に上場来初の減配・以降は増配基調 | たばこ事業の参入障壁高・海外売上比率大 |
| KDDI(9433) | 約3% | 20年以上連続増配 | 通信3社寡占・キャッシュフロー安定 |
| JPX(8697) | 約3.0% | 連続増配ではない(業績・取引高連動で配当変動) | 東証独占・取引高ベース安定収入 |
| 三菱UFJ(8306) | 約3% | 5期連続増配 | 金利上昇局面で業績拡大期待 |
| JR西日本(9021) | 約3.9% | コロナ後に減配→その後回復 | 関西鉄道網独占・インバウンド回復 |
| JR九州(9142) | 約3.5% | コロナ後復配 | 九州鉄道独占+不動産・ホテル |
| 近鉄GHD(9041) | 約2.0% | コロナ後復配 | 関西鉄道網+ホテル・流通 |
配当年 約7万円の元本根拠
excerptに記載した「配当年約7万円(税引前)」の内訳:
📊 配当年 約7万円の計算根拠(2026年6月時点・概算)
- 累計投資額: 約200万円(7銘柄×各100株程度)
- 銘柄ごとの配当利回りは約2〜4%(下表)。取得額ベースの利回りは約3.5%前後(税引前)
- 年間配当: 約7万円前後(税引前)(累計取得額200万・各100株程度。株価・配当の変動で増減)
- 税引後: 約20.315%(所得税+復興+住民税)差引で約5.6万円(手取り)
NISA枠ならこの税金約1.4万円が非課税ですが、我が家はNISA枠は長期成長狙いのインデックス専用にしています(後述)。
NISA vs 特定口座の使い分け—なぜ高配当はNISAじゃない?
これは賛否あるところですが、僕は高配当株はあえて特定口座にしています。
理由はこの3つ。
- 新NISA枠は長期成長を狙えるインデックスに最適化したい
- 高配当株は個別銘柄リスクがあり、損失確定(損出し=含み損をいったん売って確定し、税金を減らすワザ)の柔軟性も欲しい
- インデックスは原則として老後まで保有予定(教育費の不足分が出た場合のみ部分売却を検討)ので非課税枠が最も効く
ただし「NISA枠で高配当ETFを買う」という戦略も合理的で、目的次第。

家族みんなで電車好きパパなので、JR西・JR九・近鉄を持ってるとちょっと愛着が湧くんですよね。
「高配当株=安全」は誤解—初心者の落とし穴3つ
⚠️ 高配当株初心者が陥りやすい落とし穴
- 高利回り=高リスクの罠:配当利回り6%超は「業績悪化で株価が下がって利回りが上がっただけ」のケース多数。「魅力的に見える高利回りこそ要注意」
- 「減配・無配」リスクの軽視:景気後退・業界構造変化で配当が削減/廃止される。「絶対安全」な配当はない
- キャピタル(値上がり益)損失で配当益が消える:配当年5%でも株価-20%なら約4年分の配当が吹き飛ぶ。トータルリターン(配当+値上がり益の合計)で見る視点が必須
過去の減配・無配リスク実例
| 銘柄 | 時期 | 背景 |
|---|---|---|
| JT(日本たばこ) | 2020-2021年 | 1株154円→130円に約16%減配(海外事業損失・国内需要減) |
| JR各社 | 2020-2022年 | コロナ禍で軒並み減配・無配(旅客需要消失) |
| 商社株 | 過去複数 | 資源価格下落時に減配(三井物産等) |
「配当出してる会社=安全」ではなく、業績次第で減配/無配は常に起こりうる現実。だからこそ7銘柄程度の分散+業種分散(同じ業種に偏らない)が重要。
注意点—高配当に偏ると…
両刀使いとはいえ、配分を間違えると致命的になりえます。
- 新NISA制度:金融庁「NISA特設ウェブサイト」
- 配当金の課税:国税庁タックスアンサー No.1330
- 長期・積立・分散投資の効果:金融庁「資産形成の基本(長期・積立・分散投資)」
- 長期トータルリターンがインデックスに劣後
- 個別銘柄の業績悪化で減配・無配リスク
- 業種が偏ると景気変動に弱い
- 配当課税で再投資効率が落ちる
僕も過去に個別株の短期売買で苦い思いをした経験があります。「もう短期売買はしない」と誓ったのに何度も破ってしまう情けなさ…。だからこそ、コア部分はインデックスでガッチリ固める設計にしています。
よくある質問(FAQ)
Q. NISAは夫婦どちらの名義で運用すべき?
A. 収入が安定している方or投資期間が長く取れる方。共働きなら両方のNISA(年360万×2=720万)活用が理想。専業主婦家庭は収入のある側(世帯の稼ぎ手)の名義が基本です。
Q. 配当は再投資?受け取り?
A. 長期成長狙いなら再投資(自動再投資型の高配当ETFあり)。キャッシュフロー目的なら受け取り(我が家は特定口座で受け取り→生活費に回す or 別途NISA積立原資へ)。
Q. いくらから始めるべき?
A. 最低「生活防衛資金(生活費6ヶ月分)」を現金で確保した上で、まずはNISA枠でインデックスを月1〜2万円から。高配当株は特定口座で10万円程度から1銘柄ずつ慎重に。
Q. 2024年8月の暴落でメンタル削られた…続けるべき?
A. 続けるべきです。暴落時こそインデックス積立の真価。配当が入ってくる高配当株は精神的支えになります(下がっても配当はもらえる)。「下落=安く買えるチャンス」と捉え直す訓練を。
はじめの一歩(3ステップ)
- 生活防衛資金(生活費6か月分)を現金で確保。投資はそのあと
- NISAでインデックス(オルカン等)を月1〜2万円から自動積立。まずはこれだけでOK
- 慣れて余裕が出たら、特定口座で高配当株を1銘柄10万円程度から。気になる企業を少しずつ
まとめ—両刀使いは「自分の性格」に合わせて
📝 この記事の要点
高配当株とインデックスの併用は、自分の性格や目的に合わせて配分を決めるのがベストです。
- インデックスを主食にして長期成長
- 高配当株はデザート的にキャッシュフローを楽しむ
- NISAはインデックス、特定口座は高配当株が我が家流
個別株の比率は控えめに、インデックスを軸に。これが投資歴6年の僕の現時点の結論です。
- 新NISA制度:金融庁「NISA特設ウェブサイト」
- 金融商品取引法:金融庁「法令・指針等」
- 資産運用シミュレーション:金融庁「資産運用シミュレーション」
- 上場株式・配当(市場データ):日本取引所グループ(JPX)
では、ちちまるでした。