子どもが生まれたら始める投資|教育資金を運用で準備
📅 この記事は 2026年6月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)
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どうも、ちちまるです。2児のパパです。教育資金って『いつから貯める?』と悩みますよね。答えは『生まれたらすぐ』。18年という時間を味方につければ、毎月の負担はぐっと軽くなります。
教育費は人生の大きな山。でも、生まれてすぐ始めれば、長い時間が運用を助けてくれます。我が家の方針とあわせて解説します。
👶 妊娠中のプレママ・プレパパへ
「生まれてから」と言われても、産後すぐは寝不足で何もできません。妊娠中にやっておくと産後がラクなこと2つ:
- 夫(または妻)のNISA口座を開設しておく(マイナンバーカード必須・最短20分・手順はこちら)
- 児童手当の振込先口座を決めておく(出生後の自治体申請に必要)
積立開始は出生後でOK。「口座だけ先に開けておく」が産後の自分を救います。
- 教育資金は「時間」が最大の味方。0歳から大学まで約18年あり、長期の積立に向く
- 新NISAで月1〜2万円をオルカン等で積立。年4%で運用できれば、月1万円でも18年で約315万円(元本216万円・保証はない)
- 学資保険は「確実だが増えにくい」、投資は「増える可能性があるが元本割れリスク」。違いを理解して選ぶ・組み合わせる
教育資金は「時間」が武器
子どもが生まれてから大学進学まで、約18年。これは資産形成にとって非常に有利な長さです。
長く積み立てるほど、複利(利益が利益を生む効果)が働きます。同じ目標額でも、早く始めれば毎月の負担は軽くて済む——これが「生まれたらすぐ始める」最大の理由です。
月いくら積み立てる?18年シミュレーション
新NISAでオルカン等を積み立て、年4%で運用できた場合のイメージです(あくまで目安・元本保証はありません)。
| 毎月の積立 | 18年後(年4%想定) | 元本 |
|---|---|---|
| 月1万円 | 約315万円 | 216万円 |
| 月2万円 | 約630万円 | 432万円 |
運用がうまくいけば、元本以上に育つ可能性があります。ただし相場次第で元本割れもあり得る点は理解しておきましょう。
学資保険との違い
教育資金の準備でよく比較されるのが学資保険です。
| 観点 | 学資保険 | 新NISAで投資 |
|---|---|---|
| 増え方 | 返戻率100〜107%程度(商品次第) | 年4%想定で18年なら約1.5倍 |
| 元本割れ | ほぼなし(満期受取時) | あり(相場次第) |
| 親の万一の保障 | 払込免除特約あり(以降の保険料免除+満期金確保) | なし(別途生命保険で対応) |
| 流動性 | 中途解約で元本割れ | いつでも売却可能(課税なし) |
| 受取タイミング | 商品で固定(18歳一時 or 段階) | 自分で取り崩しタイミング決定 |
💡 結論の一押し(投資歴6年・FP3級相当のちちまる視点):
- 夫(または妻)の死亡保障が十分なら → 新NISAオルカン1本でOK。長期で大きく増える可能性が高く、教育費以外にも転用できる柔軟性が魅力
- 死亡保障が手薄・暴落耐性に自信なし → 学資保険+NISAの併用。学資保険で「絶対減らせない最低限」を確保し、NISAで「増やす余地」を作る
- 絶対NG:終身保険を学資代わりに使う(返戻率低・流動性低・コスト不透明)
「絶対に減らせないお金」は学資保険や預金で、「長期で増やしたいお金」はNISAで、と役割分担するのが現実的です。
新NISAで準備するときの注意点
投資で教育資金を準備するときの注意点は「使う時期に暴落していたら困る」こと。
対策は、大学入学の数年前から少しずつ現金化していくこと。18歳ちょうどで全額を投資のままにせず、15〜16歳ごろから計画的に取り崩す準備をしておくと安心です。
💡 暴落が来たら:怖い時の心の支え
2020年コロナショック・2022年米国利上げ・将来の暴落…18年間で2〜3回は−30〜50%の暴落が起こる前提で組み立てます。怖くて売りたくなった時の支えは3つ:
- 「下がった時こそ多く買える」:同じ月1万円で安い口数を多く拾える。暴落は積立投資の味方
- 過去のデータ:S&P500/オルカンは20年スパンならマイナス終了したことがほぼない(過去100年実績ベース・将来保証ではない)
- 「使う時期から逆算」して10代後半から現金化すれば、暴落直撃のリスクは下げられる
「下がっても積立は止めない」「使う時期の数年前から現金化」この2つを守れば、教育資金は育ちます。
我が家の方針
我が家は学資保険には入らず、教育資金も新NISAのオルカンでまとめて準備しています。児童手当を生活費に混ぜず、半分を積立に回すのが基本ルール(残りは現金で確保)。
具体的には児童手当(2024年10月改正後の正しい金額:0-2歳=月1.5万円、3歳-18歳年度末=月1万円)の半分を親NISAに自動振替。0-2歳は月7,500円、3歳-18歳は月5,000円ずつ積み立てると、1人で18年通算の元本は約117万円(7,500円×36ヶ月+5,000円×180ヶ月)、年4%想定の運用後は約170万円に育つ計算です(出典:こども家庭庁 児童手当制度)。
ただし、子どもが高校生になるころには一部を現金に移し、暴落リスクを避ける予定です。「増やす時期」と「守る時期」を分けて考えています。
💡 「こどもNISA」(仮称・2027年1月施行予定)を待った方がいい?
金融庁が「こどもNISA」(仮称・2027年1月施行予定・詳細変更可能性あり)を検討中。ただし「待つ」のは現実的ではないと考えます:
- 0歳から始める1年の差で、18年複利の差は10〜15万円
- 詳細(限度額・対象年齢等)が未確定で待ち損リスク
- 制度開始後にこどもNISAを追加開設して並行運用も可能(詳細制度次第。なお親NISAの資産を子の口座へそのまま移すことは制度上できません)
現時点では「親NISAで先行開始→2027年こどもNISA詳細を見て判断」がベスト。
💡 始めるなら今:子どものための投資も、まずは親の口座から。NISA口座の開き方(最短20分)を3ステップで解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q. ジュニアNISAはもう使えない?
A. 新規の買い付けは終了しています。これからは親の新NISAの枠で準備するのが基本です。
Q. 子ども名義で投資できる?
A. 未成年は新NISAを使えません。親のNISAや課税口座で準備する形になります。
Q. 全部投資で大丈夫?
A. 使う時期が決まっているお金なので、入学が近づいたら現金化を進めるのが安全です。
Q. 妊娠中の今から始めるべき?
A. 投資の開始は出生後でOKですが、NISA口座の開設(マイナンバーカード必須)と児童手当の振込先口座決定は妊娠中にやっておくと産後がラクです。口座開設は混雑時で1ヶ月程度かかる場合も。
Q. 夫と妻、どちら名義のNISAで積み立てる?
A. 基本は「収入が安定している方」or「投資期間が長く取れる方」の名義。共働きで両方収入があるなら、夫婦両方のNISA(年360万円×2=720万円)を活用するのもアリ。我が家は世帯所得低い方(=夫=ちちまる)で固めています。
Q. 育休中でも積立は続けられる?
A. 続けられます。育休給付金は非課税で家計の支えになり、産前にためた現金から積立を継続するご家庭も多いです。ただし産後1〜3ヶ月は無理せず減額/一時停止し、復帰後再開でもOK。「途切れても再開すれば積み上がる」が長期投資の懐の深さです。
- NISAの基本:金融庁「NISA特設サイト」
- 奨学金・教育費支援:日本学生支援機構
- 家計・ライフプラン:金融経済教育推進機構(J-FLEC)