配当再投資の威力|複利を加速させるトータルリターン

✏️ 更新: 2026.06.15

📅 この記事は 2026年6月時点の情報をもとにしています(最終更新日に連動)

配当再投資の威力|複利を加速させるトータルリターン
📖 もくじ
ちちまる
ちちまる

どうも、ちちまるです。投資歴6年のパパです。株のもうけって「株価が上がること」だけだと思っていませんか?じつは「配当」も大きな割合。そして配当を再投資すると、複利がさらに加速します。

「トータルリターン」という考え方を知ると、配当の本当の価値と、再投資の威力が見えてきます。

📌 ざっくり要約
  1. 株式投資のリターンは「値上がり益 + 配当」の合計=トータルリターン。配当も実は大きな割合を占める
  2. 配当を使わず再投資すると複利が加速。長期では「配当を受け取って使う」場合と大きな差がつく
  3. オルカンなどの投資信託は分配金(投資信託版の配当)を出さず内部で自動再投資する設計が多く、ほったらかしで複利が効く

リターンは「値上がり益+配当」

株式投資のもうけは、株価が上がる「値上がり益(キャピタルゲイン)」だけではありません。会社が利益を分けてくれる「配当(インカムゲイン)」も含めた合計を、トータルリターン(全部ひっくるめた本当のもうけ)と呼びます。

長期で見ると、このトータルリターンに占める配当の割合は意外に大きく、配当を無視すると本当のリターンを見誤ります。

配当再投資で複利が加速

受け取った配当を使わず、同じ投資に再び回す(再投資)と、その配当もまた配当や値上がりを生みます。これが複利(利益が利益を生んで雪だるま式に増える効果)の加速装置です。

言葉だけだとピンと来ないので、同じ前提で数字を並べてみます。

経過年数A:配当を再投資
(評価額)
B:配当を受け取って使う
(評価額=値上がりのみ)
A−Bの差
(資産の開き)
スタート100万円100万円0円
5年後約140万円約128万円約13万円
10年後約197万円約163万円約34万円
20年後約387万円約265万円約122万円
30年後約761万円約432万円約329万円

※前提:元本100万円・追加投資なし・年あたり値上がり5%+配当2%(全世界株のイメージ)・配当はNISAなどで非課税のまま再投資(A)と仮定。Bは値上がり分のみが資産として残り、受け取った配当(20年で累計 約66万円)は生活費などで使った前提。一定の利回りを置いたざっくり試算で、将来を保証するものではありません。

同じ「100万円・同じ値動き」でも、配当を使ってしまうか再投資するかだけで、20年後の資産そのものが約120万円変わります。最初の差はわずかでも、複利が効く時間が長いほど開いていくのがポイントです。

💡 「配当を使わず再投資」は、長期投資の王道です。なお上の表は分かりやすく利回りを一定としていますが、実際の相場は上下しますし、課税口座だと配当に約20%の税金がかかって複利はもう少し鈍ります。だからこそ配当を非課税で再投資できるNISAと相性が良いのです。

🧮 自分の数字で試すなら:上の表は元本100万円・追加投資なしの一例ですが、毎月コツコツ積み立てると複利の効き方はさらに変わります。当サイトの NISA積立シミュレーター(無料・金融庁の計算式準拠) に毎月の積立額・利回り・年数を入れるだけ。複利込みの将来の到達額がグラフで一目でわかります。

受け取る vs 再投資(長期の差)

配当の扱いで、長期の結果は変わります。

方針特徴
受け取って使う今の生活が潤う。複利は効きにくい
再投資する今は使えないが、複利で大きく育つ

資産を増やす段階では再投資、引退後など使う段階では受け取る、とライフステージで使い分けるのが基本です。

投資信託の「自動再投資」型

うれしいことに、オルカンなど多くのインデックス投資信託は、分配金を出さず、内部で自動的に再投資する設計になっています。

自分で配当を受け取って買い直す手間がなく、ほったらかしで複利が効くのが大きな利点。「分配金なし=損」ではなく、むしろ長期の資産形成では効率的なのです。

我が家のスタンス

我が家は、資産形成の本丸であるオルカン(全世界株式)は分配金を出さない自動再投資型。複利をフルに効かせています。

一方、趣味枠の高配当株は、配当の一部を受け取って「家族との外食・体験」に使う楽しみ枠(大半は再投資)。「増やすお金は再投資、楽しむお金は受け取る」とメリハリをつけています。

💡 実際に始めるなら:配当を非課税で再投資できるのがNISAの強み。NISA口座の開き方を3ステップで解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 分配金が出ない投資信託は損?
A. いいえ。内部で再投資され複利が効くので、長期の資産形成ではむしろ効率的です。

Q. 配当と分配金は同じ?
A. 似ていますが、株は「配当」、投資信託は「分配金」。投資信託は分配金なし型も多くあります。

Q. 高配当株のほうが得?
A. 受け取る楽しみはありますが、税金がかかり複利は鈍ります。目的に応じて選びましょう。

💡 「今もらう高配当」と「将来もらう配当成長」は、選ぶ銘柄も向く人も違います。高配当株の選び方(高配当vs配当成長の戦略)で、日本高配当株と米国増配ETFの使い分けまで整理しています。

✅ 今日やること
  1. 保有中の投信が「分配金あり型」か「なし(自動再投資)型」かを確認する
  2. 増やす目的のお金なら、分配金なし(自動再投資)型か、NISAで配当を非課税のまま再投資する形にする
  3. 使う予定が遠いお金は、オルカン等の自動再投資型で淡々と積立を続ける
📚 出典・参考データ
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再投資が効かせる複利の力を、もっと深く理解しましょう。
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⚠️ ご注意 本記事は2026年6月時点の公表情報をもとにした一般的な解説です。制度の金額・要件・手続きは今後変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、必ず公式サイトや専門家でご確認ください。
✍️ この記事を書いた人
ちちまる
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関西郊外在住・36歳2児のパパ。世帯年収430万円・片働き家庭で、FP3級レベルの知識と投資歴6年(投信・日本株・米国株・新NISA・iDeCo)を活かしてお金のリアルを発信。趣味は映画1,400本超・子鉄パパ業・晩酌。
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