教育資金は投資で貯めるが正解?【NISA月1万→18年349万】学資/預貯金と比較
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どうも、ちちまるです。「教育資金は投資で貯めるべき?それとも学資保険?預貯金?」という疑問に、6年投資パパが3方式を実数値で並べて比較して答えます。
- 長期(15年以上)なら投資(NISA)が有力候補。月1万円×18年×年率3%(保守シナリオ)で約286万円、年率5%(過去実績近似・保証されません)なら約349万円。元本216万円を上回る期待値
- 学資保険は返戻率約103〜108%。月1万円×18年で元本216万→約222〜233万円(+6〜17万円)。「絶対元本割れしたくない」人向け
- 預貯金は金利0.30%でもほぼ増えない(18年で+約6万円)。インフレ年2%だと実質目減り。短期の使う予定がある分のみ
📊 グラフの読み方:18年積み立てた時の最終評価額。預貯金は約222万円(ほぼ元本)。学資保険は+約10万円。NISAはeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)想定で年率3%なら+70万円、eMAXIS Slim米国株式S&P500の過去実績近似で年率5%なら+133万円。時間(18年)を味方につけられる教育資金は、投資の長所を最大限に活かせる用途です。
なぜ「教育資金 × 投資」は相性が良いのか?
📚 専門用語で迷ったら:マネー用語辞典(投資・投資信託)でまとめて確認できます(投資信託・オルカン・S&P500・信託報酬・複利など)。
教育資金がほかの貯蓄目的と違うのは、「使うタイミングが18年後と確定している=18年間ずっと運用し続けられる」点です。これは投資にとって決定的に有利な条件です。
なぜ「期間が決まっている」と投資に有利なのか?
- ① 暴落しても回復を待てる:「来月使うお金」だと暴落タイミングで損失確定だが、18年あれば過去のリーマン(5-7年)・コロナ(1年)も余裕で回復待ち可能
- ② 複利が最大限効く:複利とは「増えた利益にもさらに利益がつく雪だるま式の増え方」。時間こそ複利の燃料で、18年運用すれば元本216万→349万(年率5%・+133万)まで膨らむ
- ③ 「いつ売るか」で悩まない:通常の老後資金は「いつ取り崩すか」を自分で決める必要があるが、教育資金は「18歳直前で売る」と最初から決まっている
逆に、「いつ使うか分からないお金」「来月いるかもしれないお金」は投資に向いていません。生活防衛資金(半年分の生活費)は預貯金、当面使わない教育資金はNISA、という使い分けが鉄則です。
💡 NISAって?「収穫物に税金がかからない特別な畑」のような制度で、投資の利益にかかる約20%の税金がまるごと非課税。詳しくは 新NISA超入門ガイド で図解しています。
投資の最大のリスクは「短期の価格変動」です。1年後に必ず使うお金を株式に入れたら、暴落タイミングで30%目減りなんてことが普通に起きます。
でも18年あれば、暴落しても回復する時間があります。実際、過去のリーマンショック(2008年)も5〜7年でほぼ回復しましたし、コロナショック(2020年)は1年で回復しました。

2024年8月の暴落で僕の投資資産も一時20%目減りしましたが、3週間でほぼ全戻し。長期投資なら一時的なマイナスは「気にしないでOK」と腹を括れます。
3方式の徹底比較|投資 vs 学資保険 vs 預貯金
📈 投資(新NISA)
年率3〜5%
(年3%=オルカン保守想定/年5%=S&P500過去実績近似)
約286万円(年3%)/約349万円(年5%)
・長期で複利が効く
・運用益が非課税
・必要に応じて売却できる柔軟性
・短期は元本割れリスク
・大学入学直前1〜2年は安全資産にスイッチ推奨
🛡 学資保険
約103〜108%(月1万円の長期払込の場合。10年などの短期払込型は返戻率120%超の商品も)
約222〜233万円(中央値 約226万円)
・元本保証(途中解約除く)
・契約者死亡時は払込免除+満期金あり
・強制積立で続けやすい
・途中解約で元本割れ
・インフレ年2%だと実質目減り
・流動性が低い
💰 預貯金(普通預金・定期)
普通0.30%/定期0.40%程度
(メガバンク・2026年2月の引き上げ後)
約222万円(+約6万円・実質ほぼ元本)
・元本保証
・いつでも引き出せる
・ペイオフ1,000万円まで保護
・インフレ年2%だと18年で実質-30%相当の購買力低下
・金利0.30%でも18年で+約6万円(インフレ分には全く追いつかない)
💡 そのほかの選択肢:上の3つ以外に、個人向け国債(国が発行・元本保証で、金利は年0.05〜0.5%程度と預貯金よりやや高め)や、低解約返戻金型終身保険(払込期間中の解約返戻率が低い分だけ保険料は割安。死亡保障も一生涯つくが、払込途中の解約は元本割れに注意)も手段になります。ただし教育資金づくりの主役は、上の投資・学資保険・預貯金の3つです。「学資保険かNISAか」の2択でさらに迷う場合は 学資保険 vs NISA徹底比較 もどうぞ。
我が家の教育資金準備|「全部一つに頼らない」3層構造
我が家(年収430万・夫婦+子2人)は、3方式を組み合わせた3層構造で教育資金を準備しています。
- 第1層:預貯金 約126万円(生活防衛資金6ヶ月分・月20万円×6ヶ月。生活防衛資金の詳細)
- 第2層:児童手当の半分をNISA(月0.5〜0.75万円。残り半分は現金で各イベント費用に確保)
- 第3層:追加NISA 月1万円(家計から積立・私立コース用バッファ)
第1層は「いざという時の安全弁」、第2・3層は「長期で増やす攻めの資金」という役割分担です。児童手当を全額NISAに振らない理由は、月々の家計の臨機応変(病気・進学準備・お祝い等)に対応する現金バッファが必要だから。「半分NISA・半分現金」が我が家の現実解です。
💡 いくら積み立てる?年収別のざっくり目安:無理のない教育資金の積立額は手取りの5〜10%程度が目安。例えば年収400万なら月1万円、年収600万なら月1.5〜2万円から。まずは児童手当(0〜2歳は月1.5万円・3歳〜18歳は月1万円)の一部を回すだけでも十分なスタートです。
大学入学の2〜3年前になったら、第2・3層のNISAから必要分を段階的に安全資産(預貯金や個人向け国債)にスイッチ(=値動きする投資商品を少しずつ売って、預金など値動きしない資産に移し替えること)します。これで「暴落直撃で進学資金が30%目減り」というリスクを回避できます。詳しいスイッチ手順は NISA売却タイミング完全ガイド で解説。
やってはいけない3つのNG行動
⚠️ 🚫 NG①:余剰資金がないのに学資保険に全振り
学資保険は途中解約で元本割れします。家計に余裕がない時期に始めると「生活費足りない→解約→損失確定」の悪循環に。先に生活防衛資金(生活費の6ヶ月分)を確保してから始めましょう。
⚠️ 🚫 NG②:18歳直前まで全額NISAで運用継続
大学入学費用は「使う時期が固定」されているため、直前の暴落リスクは絶対避けたい。使う2〜3年前から段階的に安全資産にスイッチするのが鉄則です(暴落しても1〜2年あれば回復のチャンスを残せる)。
⚠️ 🚫 NG③:個別株や仮想通貨で「ハイリスクな増やし方」
教育資金は「絶対に必要な日が決まっている」お金。値動きの激しい個別株や仮想通貨は不向きです。全世界株式インデックス(オルカン=世界中の株にまとめて分散投資する低コスト商品)等に絞りましょう。
💡 そもそも総額いくら?教育費の総額と0歳からの積立プランは 教育費はいくら必要? で整理しています。
まとめ:時間を味方につけられるなら投資が最有力
📝 この記事の要点
- 教育資金は「使うタイミングが18年後と確定」しており、投資の長所を最大限活かせる用途
- 月1万円×18年で 預貯金222万 / 学資226万 / NISA年3%286万 / NISA年5%349万
- 「絶対元本割れしたくない」なら学資、「長期で増やしたい」なら投資
- 我が家は 預貯金126万(生活防衛資金)+ 児童手当の半分NISA + 追加NISA月1万 の3層構造
- 大学入学2〜3年前から段階的に安全資産へスイッチで暴落リスク回避
- NG行動:余剰資金なしの学資全振り/18歳直前まで全額NISA/個別株や仮想通貨

我が家もNISA・iDeCo・預貯金の組み合わせで6年運用してきましたが、子どもの教育資金には特に「長期で時間を味方につけられる投資」が向いていると実感しています。一括ではなく組み合わせがコツです。
- 月3,000円からでもOK。NISA口座をネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券)で開設
- 商品は「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」1本でOK(迷ったらこれ)
- 毎月の積立額を設定したら、あとは18年放置するだけ
詳しい口座開設手順は NISA口座開設、最短5分。3ステップで迷わず始める 参照。
📚 出典・参考データ(タップして展開)
- 新NISA制度:金融庁「NISA特設ウェブサイト」
- 金融庁式FV計算:金融庁「資産運用シミュレーション」
- 教育費(幼〜高)の目安:文部科学省「子供の学習費調査」
- 個人向け国債:財務省「個人向け国債」